とても興味深い出雲阿国の木造を見てきました。
大社にお住いの個人の方の物だそうですが、しんきん大社支店のホールにあります。
3月21日に予定している“古典日本髪で街歩き@大社”、関係のところのご挨拶にお邪魔した後、ゆっくり見たいと。
何でも、制作には家が一軒建つくらいかかったと伝わっているようですが、、、
彫刻界の神童と言われた松江出身の荒川亀斎(79歳で1906年没)の作品で、今にも動き出しそうな雰囲気。
首飾りと髪型、、、
興味深かったのは、首にかけた恐らく数珠なんだろうけど、古代の絵などでよく見かける首飾り、一体?
もう一つは髪形、ほぼ男の髷の感じで男装の麗人といったところ?
どこまで再現されているのかわかりませんが、これが日本髪のさまざまなバリエーションに発展していったと言われています、、、
阿国が晩年を過ごしたと言われる阿国寺・連歌庵にある彫刻や、大社町修理免駅通にあるつとに有名な銅像とは印象が相当違います。
人それぞれの阿国像を楽しむってことなんでしょうね。