見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

秋分の日に土笛づくり

2023-09-23 14:32:47 | 古代のこと

第一回潜象道塾(カタカムナ塾)で、図象符を示しながらウタヒの声と音と舞いで自然が呼応するという話をお聞きしました。
だからか!隠岐の研修会では本の表紙を飾った妖精?が現れたのか、参加者納得。
じゃあ、自分でも自然界と呼応できる“音”を出すには?と思ってきました。

そんな中、古代を題材にした本や資料に目を通す中で、耳にしたことはありましたが、松江市のタテチョウ遺跡で大量に出土した陶塤(とうけん)の記事に出会いました。
タテチョウ遺跡は縄文から平安頃の遺跡で、中国の伝統楽器である塤が大量(全国で100点近く、島根県でその半数以上、大半はこの遺跡)に出土しています。
弥生中期、出雲には中国からたくさんの若者がやってきたとの伝承がありますが、もしかしたら、こうした若者が故郷を思って吹いた塤(土笛)だったのかも。

土笛づくりに挑戦
そんなこともあり、ちょうど秋分の日、思い立って土笛づくりに挑戦しました。
弟が、いまみや工房という窯をやっていますが、今まで土に触れたことがない(^^;;
まさに思い立ってです。

さて、いざ向かってみると、土を相手の仕事って、ことのほか簡単ではありません、まあ、何でも一緒でしょうけど。
弟にアドバイスをもらいながら、土と格闘90分余り、ごらんのような土笛ができました。
後は、1回焼いてもらうだけ。


特に吹き口の大きさや形状は難しくて試行錯誤しながら、吹いてみながらやらやっと。
さて、焼きあがって音が出るんでしょうか。
焼き上がりが楽しみです

 

コメント
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