to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

対犬への「社会化」、方法は一つじゃない

2011年10月11日 | 日々の出来事

欧介とビーグル犬のハチは幼いころからの訓練所仲間です。

今は、お互いに歳をとり、お爺さんの域に達しています(笑)

訓練所は、訓練が目的で、ある程度しつけや訓練ができるようになると皆卒業していきます。

しかし、O先生のドッグスクールはずーっと通っている子もいるんですよ。

卒業できない落ちこぼれじゃありません。

犬がお迎えの「イヌバス」が来るのを楽しみに待っているので、

そんなに楽しいなら、通わせてやりたいと思う親心でずーっと通う子もいるんです。

 

実は、欧介も3歳半くらいまで、週3回午前中の部で通っていました。

訓練目的と言うよりは、「イヌバス」を楽しみに一生懸命に待っている姿がいじらしくて、

卒業させることができなかったのでした。

 

蒼太がウチに来て、また訓練を見てもらうようになったので、

欧介もふたたび出入りするようになったのですが、ハチとの再会は嬉しかったようです。

時々、逢うとこんな風に遊ぶ姿を見ることができます。

欧介が背中に乗ろうとしたり、

ハチが頭を乗せようとしたり、

お互いに引いたり押したり、上手に遊びます。

オス同士なのに、喧嘩にはなりません。

O先生には「茶飲み友達」と言われてます。

そんな茶飲み友達ができる対犬への社会化ができた欧介は幸せだと思います。

 

↓の写真で、仔犬のシェパードと若いボーダーコリーが寄ってきて、

特に若いボーダーコリーは欧介に背比べを挑んでいます。

耳が緊張してますよね~。だけど、ハチがその隙にマウンティングしちゃってる(笑)

ボーダーのターゲットは欧介なので、眼中にありませんが。。。

仔犬のシェパードも緊張感に誘われて欧介をガン見してます。

↓まだボーダーは欧介に興味を持ってるけど、ハチにマウントされてるようじゃね、って

緊張を解いたので、一気に緊張感が薄れて、ハチ爺さん頑張りすぎな感じの写真です。

この後、ボーダーは欧介をちょっとの間ストーカーしてたけど、

欧介が相手にしないので、ふたたび緊張は起きませんでした。

 

欧介は、こんな感じに犬同士のお付き合いを学んできているので、

幼馴染のハチがいたり、もうすっかりおばあちゃんになったチャッピーちゃんだったかな?

なじみの顔が集まっては、会話を楽しんでいるようです。

 

それに比べると、蒼太くんは、幼馴染やお友達という犬がいません。

そして、犬同士の遊びも下手なので、ママの足の後ろにジッとしてるだけです。

時々、欧介が楽しそうに遊んでる相手にやきもちを焼いて、間に割って入ろうとして、

上手くいかずにイライラしてます。

だけど、それも個性だから、無理に遊ばせようと思わないし、

ストレスだからと言って、避けようとも思いません。

つまらない時もあるんだよ。思いどおりに行かないこともあるんだよ。

怖かったり、緊張したりすることもあるんだよ。

あきらめたり、我慢したりしなくちゃいけないこともあるんだよ。

そういうの全部ひっくるめて経験だから、イライラも緊張も自分の力で消化してごらん。

見守っててあげるから、頑張ってみようか。

 

これが、ウチの対犬への社会化の取り組み方ですね。

方法は一つじゃない、その子に合わせて必要な社会化を必要な分だけすれば

いいのではないかと思っています。

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