公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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ロシアが本気出してきた

2022-06-22 07:46:00 | ロシア
追補2022/07/08
ロシアのプーチン大統領は7日、西側諸国が戦場でロシアを負かそうとするなら、歓迎すると表明した。2月撮影。提供写真(2022年 ロイター/Sputnik/Sergey Guneev/Pool via REUTERS)
[ロンドン 7日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は7日、ロシアがウクライナでようやく本腰を入れつつあるとし、西側諸国が戦場でロシアを負かそうとするなら、歓迎すると表明した。同時に、和平交渉について依然オープンである考えも示した。

タカ派的な発言ではあるものの、ロシアとウクライナによる和平交渉が決裂して以降、プーチン大統領が外交に言及するのは初めて。

プーチン大統領は議会指導者へのテレビ演説で、戦場でロシアを倒したいと望むのであれば、「試すがよい。ウクライナ人が最後の1人となるまで、西側諸国がロシアと戦いたいということを何度も聞いている。ウクライナ市民にとっては悲劇だが、この方向に向かっているようだ」と語った。

ウクライナについては「われわれは、まだ何も本格的に始めていない」としつつも「われわれは和平交渉を拒否していない」とも主張。さらに「拒否する側は、交渉が長引くほど、ロシアとの交渉が難しくなることを認識すべきだ」とした。

また、欧米諸国による制裁が困難状況を作り出していることは明らかだが、欧米諸国が期待していたものでは全くないと述べた。

一方、ロシアとの和平交渉にあたっているウクライナ代表団のメンバー、ミハイロ・ポドリアック氏は、プーチン氏が言及した欧米諸国によるロシアに対する計画という考えを否定した。

「欧米諸国による集団的な計画などない。主権国家であるウクライナに侵入し、都市を砲撃し、市民を殺害したロシア軍の存在があるだけだ」と述べ「それ以外は全てプロパガンダだ。そのため、プーチン氏の『ウクライナ人が最後の1人となるまで戦争する』というマントラはロシアの意図的な大虐殺の新たな証拠だ」と述べた。




これは激怒することぐらい予想できたろう。まさにロシアの逆鱗カリーニングラードを逆撫でするリトアニア共和国🇱🇹は単なるNATOの先兵なのか?ロシアを🇷🇺本気にするのは簡単だ。ロシア🇷🇺の重大な利害は欧州と中東を結ぶ物流だ。
ロシアの経済的基盤はエネルギー輸出にあり、原油価格を決定する物流を抑えることが絶対的交渉力になる。故に将来的にはアフガニスタンもイランもトルコもシリアも影響下に置きたい。ここではお客でない中国とは利害対立する。今のところお客様なので中露は戦わない。

ここに楔を打つためにはここで支那経済を完全地下経済化するしか方法はない。貿易の表決済のできない国は世界にいっぱいある。ドルがないというだけ国が滅ぶことはない。地下経済ならば奴隷で支払うことも可能である。

 

中国
日本が批判したことについては「日本はあれこれ言うべきではない」と反発した。
 
 
ロシア
 
ロシアの飛び地、カリーニングラード州への制裁対象物資の輸送をリトアニアが阻止し、ロシアと欧州連合(EU)の対立が深刻化している。プーチン大統領の側近であるパトルシェフ安全保障会議書記は、報復措置をとると警告した。
 

リトアニアは「深刻な悪影響」に直面、列車通過拒否でロシアが警告

2022年6月22日 16:04 ロイター

[キーウ(キエフ) 21日 ロイター] - ロシアの飛び地カリーニングラードへの本国からの貨物列車の運行がリトアニアに拒否された問題をめぐり、ロシアは21日、「深刻な悪影響」に直面することになると警告した。

ウクライナ東部のロシア軍と親ロシア派はさらに進撃し、ドンバス地域の一部であるウクライナ軍の主要な砦であるリシチャンスクに向けて軍を推し進めた。

ウクライナは西側諸国に対し、より多くの大砲を送るよう要請を続けている。レズニコフ国防相は、強力なドイツの自走榴弾砲が到着したと発表した。

欧米諸国の制裁に対する報復措置として、ロシアはウクライナ経由での欧州へのガス供給を減らし始めた。欧州連合(EU)加盟国は、供給危機に対処するための対策をまとめた。

ドイツのハベック経済相は、ロシアによる供給縮小はプーチン氏の恐怖をあおる作戦の一環だと指摘し、「この戦略を決して成功させてはならない」と訴えた。

カリーニングラードへの貨物列車による輸送をリトアニアが禁止したことについて、ロシア大統領の最側近、パトルシェフ安全保障会議書記は、リトアニア国民が痛みを感じる形で対応すると警告した。

ロシア通信(RIA)によると、パトルシェフ氏は、リトアニアの「敵対的な」行為はロシアが西側諸国を信頼できないことを示すものだと語った。

「ロシアはこのような敵対的な行動には必ず対処する」と表明した。「適切な措置が省庁間で検討されており、近いうちに実施する」とし「その結果、リトアニア国民は深刻な悪影響を受ける」と威嚇した。

また、ロシア外務省はこの問題を巡り、エデラー駐モスクワEU大使を呼び、正式に抗議した。EU報道官によると、エデラー氏はロシアのウクライナ侵攻を巡るEUの立場を明確にした上で「状況をエスカレートさせるような措置やレトリック」を控えるようロシア側に要請した。

 
[ロンドン 18日 ロイター] - ロシアのボリソフ副首相(軍事開発担当)は18日、ロシア軍はウクライナでの戦闘に次世代レーザー兵器を投入していると明らかにした。西側諸国がウクライナに大量の防衛兵器を提供する中、ロシアは実態がほとんど知られていない最新兵器を攻撃に利用していることが分かった。
 

ロシア国防省は20日、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」の発射実験に成功したと発表した。プーチン大統領は「現代のあらゆるミサイル防衛システムを避けられる」と強調し、ウクライナ侵攻をめぐり対立する欧米を牽制する狙いが見える。一方、米国は「我々の取り組みには影響しない」と冷静に反応している。

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ロシアからドイツに輸入されるガスの量が大幅に減ったことから、カナダがノルドストリーム・ガスパイプラインへの制裁を撤回し、同パイプラインに必要な部品の引き渡しにおいてドイツと協力することになりました。

ロシアにある世界最大のガス会社・ガスプロムは今月、「ノルドストリーム・パイプラインを通じての天然ガス供給を削減する以外に方策はない」と表明し、その理由として修理のため機器サプライヤーの独シーメンスに渡されていたタービン用部品の一部が期限どおり返還されていないことを挙げています。

シーメンス社も、「わが国は対ロシア制裁を行使しているため、カナダからの修理済み部品を返還できない」と表明しました。

同社は、これらの部品をカナダにある工場のみで修理しています。

ガスプロム社は現在、ガス移送のためノルドストリームの可能性の40%のみを使用しています。

イルナー通信によりますと、ウィルキンソン・カナダ天然資源大臣は、アメリカの国際情報サイトブルームバーグとのインタビューで、カナダでのノルドストリーム・パイプラインのメンテナンス中止に触れ、「カナダ当局はこれらの機器・部品引渡しに向けた方法を模索すため、ドイツ政府との協議を続けている」と語りました。

また、「我々にとって、行使されている対ロシア制裁の遵守は重要だ」とし、「その一方で、ドイツは我々の最も親密な同盟国であり、我々は同国との間に問題を起こしたくない」と述べています。

こうした中、ドイツは警告レベルでの緊急ガス計画の導入のための準備を整えていますが、これはエネルギー消費者・顧客にとって甚大な結果を伴うことになります。

 ロシアメディアによると、サルマトはロシアで最大級のICBM。10以上の核弾頭が搭載可能で、米テキサス州と同等の面積を壊滅させる破壊力がある。

 射程は1万8千キロと「世界最長」を誇り、様々な軌道で飛行してミサイル防衛システムをかいくぐるだけでなく、従来の北極経由に加え、南極経由でも米国を攻撃できる。年内に実戦配備する計画だという。

 
 

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