夜明けとともに出勤だ ドットコム貴族と反穀物法運動

今朝も夜明けともに出勤だ。元気が第一。景気は第二。

今日は光春だなぁ。梅も先週咲いた。アレルギーの春か。

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議長、副大統領、議員の皆さん、ファーストレディー、米国民の皆さん、我々は今夜、限りない可能性の瞬間に立ち会っている。新しい議会の始まりにあたり、私は全ての米国民のため、歴史的な大躍進を達成するため皆さんと協力する気持ちでここにいる。
　何百万もの米国民が今、この偉大なる議場に集まった我々を見ており、二つの政党としてではなく、一つの国家として統治することを望んでいる。
　私が今夜示す計画は、共和党の計画でも民主党の計画でもない。米国民の計画だ。
　我々の多くが中核となる同じ約束のために運動してきた。それは、米国の労働者のために米国の雇用を守り、公平な貿易を要求することだ。国のインフラ（社会基盤）を再建し、再活性化させることだ。保健医療と処方薬の価格を引き下げることだ。適法で近代的で安全な移民制度を作り上げることだ。米国の利益を第一にする外交政策を追求することだ。
　米国政治には新たな機会がある。それをつかみとる勇気さえあればいいのだ。勝利とは、自分の政党を勝たせることではない。国民のために勝つことだ。

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国民のために勝つことが勝利。約束と勝利の因果関係ははっきりしている。これまでの歴代米国大統領は勝利を解釈してきた。トランプ大統領は国民の勝利のために約束を果たそうとしている。民主党はなぜそれを嫌うのか？それは彼らにとって国民とは米国の外にいて我慢し続ける新しい奴隷だからだ。口にするのは米国民の利益にならない世界市民を気どったセレブやドットコム貴族の好むあまりにも大きすぎて実現できない約束。労働と票の提供者以外に興味がないのはトランプ大統領も同じだが、勝利を解釈するだけの無害な大統領になることを拒絶したから民主党員はトランプを嫌う。

《１８４６年のイギリスでの穀物法廃止は、「伝統的な支配階級で農業に経済的基盤を持つ地主階級と、工業化を主導する新興ブルジョワ階級の利害がついに正面衝突し、工業の利害が凱歌をあげた自由貿易主義運動のクライマックス」であった。 穀物法は１８１５年に地主の利益を守るために、外国からの小麦輸入を制限する法律。》穀物法とはこう言う性質の法だったが、自国が決めた自由貿易とは新しい階級の台頭であり、他国に自由貿易を要求するのは自国の利害ではなく、新しい階級のためのイデオロギーに過ぎない。世界市民を気取る国際主義者も、新しいドットコム貴族やSNSセレブの台頭の踏み台に過ぎない。