2017年4月29日実施の散策レポート
塩竈もたくさん歩きたい
当ブログの記事「桜めぐり(13) 塩竈市・鹽竈神社」にて鹽竈神社(宮城県塩竈市)の桜を紹介しました。
こちらの桜はソメイヨシノだけでなく、枝垂れ桜や八重桜など、色々な種類の桜が植えられており、
それらの桜を拝見するのなら、何回か足を運びたいところです。
特に「塩竈桜」は国の天然記念物に指定されており、とても貴重です。
この「塩竈桜」を見ずして、引越しする訳にはいかないと、再び鹽竈神社へ伺うことにしました。
ウォーキング開始!
1.本塩釜駅からスタート
今回もJR仙山線「本塩釜」駅からスタートします。
前回は表参道から伺ったので、今回は裏坂から行きます。
なんて素敵な緑!石と緑が見事に調和した心安らぐ美しい参道です。
天気がころころ変わった当日。参道を歩いている時は小雨が降りました。
「旧亀井邸」など、この参道ならでは見学スポットもあります。
見頃を迎えている八重桜の一種「楊貴妃」。期待が膨らみます。
(楊貴妃も可憐できれいですね。)
鹽竈神社に到着。お参りをして、「塩竈桜」を拝見します。
2.塩竈桜
塩竈桜は境内のあちらこちらに植えられおり、満開となっていました。
塩竈桜はサトザクラ系で花弁が約40片からなる大輪の八重桜です。
なんて美しいのでしょう!!思わずため息がこぼれます。
その歴史は古く、堀河天皇の御製に「鹽竃櫻」と見あることから、平安時代には品種として成立していたものと
考えられています。
一度、枯死しかけた塩竈桜ですが、「塩竈桜保存会」によって苗木が育成され、
(実際には枯死してしまったらしいのですが、接木→苗木という方法で保存が図られたようです。)
現在では約50本の木が植えられています。
なお、境内には「御衣黄」もあり、やはり見頃を迎えていました。
何年ぶりに拝見したでしょう。御衣黄も好きな桜の1つであります。
こちらも貴重な桜です。
5.鹽竈神社から「Cafe はれま」へ
桜を観賞すると、鹽竈神社博物館へ。
大神輿や国重要文化財の太刀「雲生」、文書などを拝見。
屋上に上がって、塩竈の海を眺めました。
運の良いことにこの時は晴れました。
海の方にも行ってみたいなぁ。
博物館を出ると、休憩タイムを取るべく、「Cafe はれま」さんへ。
前回、塩竈を訪れた時はお休みでしたが、今回は開いておりました。(ホッ)
築140年の旅籠遺構、旧ゑびや旅館を改修してできた「カフェ はれま」さん。
良い佇まいです。
中の雰囲気もとても良くて、ほっこりします。そんな素敵な「Cafe はれま」さんで私が注文したのは、
「あんバターサンド」のミニコーヒーセット。
あんこの量といい、パンの厚さといい、バターの入り具合といい、カリッとしたパンの食感といい、
バランスが非常に良く、実においしいホットサンドであります。
あんトースト系ではこちらが一番好きです。
スイーツはボリュームのあるものからライトなものまで各種あり、お腹の空き具合に応じてえらべるところが、
有り難いです。
席はカウンター席やテーブル席、ソファ席等々これまた各種ありますし、お店の方はとても親切なので、
一人での入店に心配はいりません。
きっと、塩竈散策の良い思い出となるでしょう。非常に良いお店です。
(御釜神社の目の前です。)
「Cafe はれま」さんを出ると、JR東北本線「塩釜」駅へ。
桜の観賞が目的の今回の散策、思っていた以上に充実した内容となりました。
そしてもっと充実した散策をするべく、また来ようと思いました。
(今回の記事は随分端折りました。涙)
それにしても桜、きれいでした。
散策マップ
参考資料
- 塩竈的散歩の楽しみ方 しおナビ
- ウィキペディア「シオガマザクラ」
- 鹽竈神社博物館のリーフレット
- みやラボ「カフェ はれま」