皆さん
今日は、ランキーパー写真から始まるブログ報告ですが、
ランではなく、ランと関わりの深いパルスオキシメーターなるもの
に関する四方山話です
光って見えにくいけど、パルスオキシメーターはSpO2の値“96”、脈拍122を示しています
パルスオキシメーターは、今や高齢者を中心に一家に1台常備が必要と
認識されるぐらいコロナ禍で関心が高まっていますね。
安いものはネットで2,980円程度のものから、高いものは2万円以上
するものもあります。
写真に写っているパルスオキシメーターは定価13,000円のもので、
クリニック等で扱う比較的精度の高い機種であります。
さて、そのパルスオキシメーターはコロナ陽性と診断され自宅待機を
余儀なくされる人や、陽性か陰性かの判断以前に高熱が出て「もしや、
コロナに罹ったのでは?」と疑心暗鬼になったとき、自身の血中酸素
濃度を測ることで自分では気が付かない肺機能の低下を知らせてくれる
というとても頼りになる機器です。
正確には..
皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置です。赤い光の出る装置(プローブ)を指にはさむことで測定します。
肺から取り込まれた酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。プローブにある受光部センサーが、拍動する動脈の血流を検知し、光の吸収値からSpO2を計算し表示します。
分かりやすい加藤医院のブログ解説はこちら
今日は、その動脈血酸素飽和度(SpO2)というものが、どのような
状況になったとき変化するものなのかに関心をもったToshiが、
毎回のようにぜーぜーはーはー言いながらランニングをする際の、
その体内酸素飽和度がどのように変わるものなのかを観察した報告なの
でした。
今日の記録..
1.Toshiの月寒東の自宅から東札幌までの往復12km
2.計測地点は復路の最後、12kmを走り終えてすぐ
3.ラン状況は、途中起伏がありながら・・往路が下り復路は登り
4.下りの往路も登りの復路もどちらも1km⇒5分22秒をキープ
5.平均脈拍は160前後だが最後の登りは脈拍172程度まで上がった時点からの計測
6.パルスオキシメーターは立ち止まった直後に指を差し込んでスタート
7.同時にスマホで動画を撮影する器用さを発揮(自画自賛)
8.約2分間計測後にランキーパーを完了しているので平均時速は5:32(分/km)
9.立ち止まってからの凡そ2分間は深い深呼吸で酸素を取り入れるように・・
はい、その結果はこのVimeo動画でね
210612ラン、パルスオキシメーター記録.mp4 from Toshi.T on Vimeo.[2:17]
いかがでしょうか、
脈拍がまだかなり高い時点で酸素飽和度(SpO2)は意外にも96程度
に戻っています。
因みに、動画のその後..脈拍115を下回った時点で97まで回復しました。
心肺機能の低下のバロメータは、93を下回ったら事態を注視し、90を
下回ったら危険信号とのことですが、もちろんラン途中の低下は病気で
はないので、心配なのはラン後の回復だけですね。
訳けあって
引き続き、パルスオキシメーターに関する記録を四方山話していきます。
為になること乞うご期待