お盆モードも終わりとなる8月後半の登山は、ご存じ“アミーゴ登山”です
久山岳(1,412m)頂上から西を眺める~日高山脈中北部の連峰
アミーゴとの二人登山の解説はこちら
今日、
目指したのは北日高の山『ルベシベ山(1,7401m)』でしたが、
直近の集中豪雨の影響でルベシベ山アプローチで利用するパンケヌーシ林道の途中が崩落、
登る山を変えなければならないことになりました。
この日ゲートが遮断されたパンケヌーシ林道
日勝峠の麓で、車を徐行させながら考えた末、
『久山岳1,412m)』を目指すことにしました
日勝峠を帯広川に越えて走るのはいつ以来でしょうか、
日高道(高速道路)の完成後、かなりご無沙汰しています。
久山岳(きゅうさんだけ)は、お隣の「剣山(1,205m)」同様、信仰目的で登山道が管理
されている特異な山らしく、
名前は聞いても(書いても)覚えられない?高王山(こうおうざん)だったか?
という麓の宗教団体さんが草刈などをされているとのこと、
アミーゴも私も、そのあたりのことは良くわかりません。
登山口までのアプローチも複数あるようですが、はたしてココが正しいのか(笑)?
以前は草刈がされて整備されていたという林道途中の駐車スペース
ここが登山口ではありません。
しばらくは車道であったと思われる林道跡をたどります。
■8:00 久山岳 駐車スペース出発
~
駐車スペースから登山口までは30分弱を要します。
気温22℃暑くなりそうです。
途中、沢のせせらぎが聞けるのはよいですね
この登山ポストのある差路を右折してからが登山道
■8:25 登山口
~
しばらくすると、宗教色が感じられるプレートが、目にする岩ごとにかかっています。
山が山として管理されていれば誰が管理していただいても良いですが、この山は
個人ないし団体が手を入れているのです。
はて?その団体の人が熱心に登るだけでも登山道はもう少し開けるものですが・・・
どうでしょう、
登山ポストのノートには、最近の登山者が20日間あまりの間に8名となっていました。
人が踏みしめることが少ないと登山道はこうなります・・という見本のように、
笹がけっこうボーボーです。
~
剣山にも、そしてここ久山岳にも、いたるところにぶら下がっている苔網(仮名)
いったいなんなのか不明ですが、苔好きのToshiもこの苔網はちっょとキモイです。
「屏風岩」、、これは素直な命名で好感が持てます。
岩が登場すると必ず取って付けたように名前がプレートに・・・しかし、カエル岩は止めて
ほしいとアミーゴからクレームですヒャッ
~
暑い暑い・・と言いながら、2時間強でコルに登り詰めました
■10:05 頂上取り付きのコル
ホシガラス山の会さんご苦労様です。熊がいつも通る雰囲気はあまりないですね
後頭部以外の写真に反応するよう何がそんなに嬉しいのでしょうか
~
コルから頂上までは約10分、途中、北大雪の山「支湧別岳」を思わせる箱庭風
赤エゾマツ庭園、ここはToshi的に「いいね!」ですよ
~
■10:15 頂上
狭い岩場での撮影
Toshiの左肩、芽室岳はなかなかピラミダルで美しい
頂上から望む西方の峰々(右:今日登るはずだった「ルベシベ山」から、「1967峰」「ピパイロ岳、・
手前:「伏美岳」「妙敷山」・・・
さらに南下して「神威岳」「エサオマントッタベツ岳」
そして、僅かに「カムイエクウチカウシ山」が望めます。 (Toshiよ、先々週はあそこに居たんだぞはいっそうでした)
芽室岳(右)からルベシベ山に・・・北日高の秀峰チロロ岳は後ろにひかえている。
~
■10:55 下山開始
下りはいつものようにトレイルランニング
この日も二人仲良く底のチビたスカルパ・ゼログラフィティ(登山靴)、下りが滑ります。
登山口まではほぼ1時間で到着、暑い中ご苦労様でした
■12:00 登山口
お隣の剣山は今日も登山者でいっぱいと思われるのに、ここは今日も僕たちだけ
でした。
どうして不人気なのか?
- 登山道が荒れている(笹が刈られていない)
- ダニが多い(らしい・・・この日も一匹手を這っている)
- 標高差900m以上の標高途中に見晴台のような景観場所がない。
- 安産祈願の霊験あらたかなる岩がたくさんあるが、妊婦は登れそうにない。
- 車でのアプローチがはっきりしない。
等々、いつになく辛口評価とさせていただきました。
けれど、人の居ない山を選んで登っているアミーゴとToshiにはちょうどイイ山かもアハ
~
■12:20 駐車スペース到着
日が短くなってきました。
暑かった夏ですが秋への移り変わりを感じます。
夏型の積乱雲も9月の声をきくともう名残惜しい景色になり、
北海道は足早に冬へと向かっていきます
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