すっかりと報われない週末に逆戻りの6月最終土曜日は、
トレーニング登山と諦めて「神居尻山(947m)」に登ってきました
9:20 予想通りのガスの中の神居尻山頂上
今週初めまでは、ほぼ晴れの予報だった道内の天気は
残念ながらすっかりと当てが外れてしまいました
報われた先週末の登山から一転、報われない登山...というか、
また報われる日のためのトレーニング登山の日となりました
■8:10 Bコース近くの駐車場
今日は、話題もないので“うるし”のお話です。
Bコース登山口から6合目まで続く“うるしロード”
今日、神居尻山を選んだのは天気予報とは関係なく、
暫く登っていないと思ったからで、むしろ天気は札幌近郊の方が
少しはましな予報でした。
神居尻山はToshiの自宅から67kmあり、夕張に行くのと変わら
ない距離があるので、天候がハッキリとしない日にわざわざ
向かう山域ではありません。
でも、この山はABCとコースが3つあって、それぞれの登り下りは
登山のトレーニングには最適なバリエーションです
しかし、この山はある種類の人にとっては危険な山です。
登山道の脇には、おびただしい“うるし”が群生している。
それは、うるしに被れやすい人にとって...です。
Toshiは、その部類の人間なので、この山で過去に何度も被れて
います。
本格的に登山を開始して初めて被れたのもこの神居尻山でした。
木道の脇にはびぃっ~っしりと漆が
うるしは、成長して大きくなると他の葉っぱと見分けがつきづらく、
と同時に被れにくくもなるといいますが、
Toshiはまったく安心できません。
こんなところに腰を下して休もうものなら・・・
だって、うるしに直接触れずとも、そこに近づくだけで
空気感染してしまうぐらいですからね
葉っぱの形が特徴的だけど、被れにくい人は無関心
何故なのかわかりませんが、
うるしは木陰が好きらしく、どちらかというと陽の当たらない
少しウェットなところに群生します。
同じように見えて、この画像にはうるしが少ないのがわかりますか
目立ちませんが、無いわけではなく、他の葉っぱの下に隠れて
いるので侮れません。
で、このぐらい(下の画像)に陽射しの強そうなところで、岩の多く
なるようなところには、
ほとんど“うるし”を見かけません
■9:15 頂上
下りはCコース
ここも6合目より下の樹林帯はすべて“うるし”だ・ら・け
神居尻山は熊よりもうるしの方が怖い
~
■10:00 駐車場
今日はカッパを着ることはなかったけれど、小雨が降り視界も
効かず、満足な景色がなかったので、
図らずも“うるし談義”とさせていただきました
今回、
うるしに被れたとしても、それが分かるのは1日半後です。
今回もこのうるしには一切触れないように細心注意をして上り下り
しましたが、これは月曜日の朝になるまでわかりません
空気感染したとしたら、もうこの時期の神居尻山登山はやめておき
ます。
それはも・つ・ら・い
ですからね...
今回は「ホラーな話」やったばいね。
オイラはそげな場所に行くこつのなかけん、
かぶれるタイプかどうか分からんばってん、
あの手の葉っぱの生えとる所には
なるべく近づかんように気をつけときますばい。
(区別つかんけどね・・)
九州は今、がっつり“梅雨”モードに入っちょります。
鬱陶しかばってん、しょんなかもんねぇ・・
で、アレルギー検査の結果は?
ご心配をお掛けしております。
アレルギー検査の結果は結局よくわかりませんでした。
草系のものの代表的なものの反応はありませんでした。
薬を処方してもらってそれを真面目に服用して、結果は良好です。
でも何がどう良くなったのか、何かは良くなっていないのか、わかりません。
アレルゲンとなるものはいくらでもあるので、その症状が嫌だったら山には向かえないということですね。
漆よりはくしゃみ、鼻水、咳の方がまだ良いかも・・