“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/10/26『オロフレ山』

2024-10-26 | 1道央の山

10月最後となる登山は、来週にも冬期間通行止めとなる“オロフレ峠”から登る山

オロフレ山(1,231m)です

 

未だかつて、この頂上標識の後ろの景色を望めたためしのない、気まぐれなオロフレ山の山頂から

 

オロフレ山は今回で4回目?

過去はオロフレ山だけを登るのではなく、来馬岳、カルルス山との組み合わせ

で登るプランにしていたのは、この山だけを登るために2時間半をかけて車で

走ってくるには物足りない感じがするからで

ま、それはオロフレ山の登山口であるオロフレ峠の標高が930mもあるわけで、

これはこれでこの山の持ち味と言うべきでしょう

 

標高が1,200mを超える山で、山頂までの登りに2時間を要しない山は、

「オロフレ山」と「ニセコアンヌプリ」ぐらいのものですが、今日の目的は

オロフレ峠まで車で走る途中の紅葉を楽しみたかったからです

 

支笏湖経由で走っていく途中、イチャンコッペ山登山口横の駐車場から朝陽を待つ支笏湖畔の景色から・・

 

支笏湖入口の恵庭岳登山口あたりの紅葉にまずは感動し

次に風不死岳登山口を回って、苔の洞門周辺の紅葉に感嘆し

美笛峠を越えて大滝に入る頃には、このエリアとしても少し遅れた紅葉シーズンの

今が最盛期であることを確認しました

 

オロフレ峠五合目の展望駐車場から眺める朝の洞爺湖

 

7:30には予報に反して雲の多い山頂方向に向けて登山開始

 

標高1,000mを超える登山道脇のダケカンバは既に落葉(だけどこの景色が美しい

 

東の空は朝の光が射しこんで眩しいほど・・

 

眩しく光る先を照らすのは倶多楽湖と内浦湾

 

頂上を巻くように歩く登山道は、どの山よりも歩きやすい(泥で汚れる場所なし)

 

しかし、頂上には雲がかかって上がる雰囲気なし

 

多少のアップダウンも低山の趣にない高峰感がGOOD

 

崖に目を奪われると〇〇〇〇が縮み上がる

 

さて、写真左の小岩峰をピークに見立てて写真を撮ろう

 

小岩峰に取りつく登りはなかなかワイルドです

 

頂上より立派な頂上感(後ろに頂上の姿があればねぇ~

 

短い笹をさらに刈り込んでいるのでスパッツいらず・です

 

ここから頂上までの残る急登を眺められないのは残念

 

それにしても、美しい落葉のダケカンバ林

 

笹の坊主頭がガスで霞む頂上にとうちゃこ

 

Motoさん、しっかり瞑想しています

 

滑ることのない登山道のお陰で快適下山

 

荒々しい景色も見納めて・・

 

朝、3台しか無かった駐車場に観光客の車両が増えています

 

ものたりないとは言わずに、今日はこれから観光予定でした

 

下界に近づくと、オロフレスキー場横の紅葉を愛でます

 

逆光だけど峠の二合目あたりはまだまだ紅葉の見頃です

 

今日はこれがお目当て・とも言えます

 

次の目当ては壮瞥町まで南下して、リンゴ入手のための果樹園巡り・・

 

リンゴを沢山買い入れた後は、蟠渓温泉「湯人家(ゆのとや)」で入浴

 

最後は大滝で有名な景勝地「三階滝」に寄ってきました

 

ということで、オロフレ山山頂からの景色をお届けできませんでしたが、

下山後のオマケで楽しんできた様子はすっかりとお伝えできました

かね?

 

果たして来週は紅葉が残っているかな

それでは、また来週

 

 


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2 コメント

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Unknown (Tak)
2024-10-27 22:36:53
2012年10月22日に僕ものぼりました。司馬遼太郎が今日出夫にオロフレ山の紅葉見た?と聞かれたそうです。と、街道を行く、にありました。黄色いイメージが強かったような気がする。最も天気がっ悪かったですが。良い紅葉を楽しめたようで何よりでした!
返信する
この山域は、、 (Toshi)
2024-10-28 18:54:43
Takさん

この山域の雲は“気まぐれ”と書きましたが、どうやら午後から晴れる確率が高い域なのだと
学習いたしました。
もう少し遅い時間に出てきて、札幌に戻る頃暗くなることを厭わなければ・・とも思いますが
やっぱり登山は朝の光を浴びた紅葉を眺めたいですよね。
この街道も11月から来年5月までの間、冬期間の閉鎖となります・・
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