今回から先日のポルトガル旅行の詳細をアップしていきます。
第一弾はポルトガルへの出発からリスボンのダブルツリーホテルのお部屋に入るまでをご紹介していきますが、その前に現在のハワイの状況をお知らせ。
7月8日(木)からアメリカ本土でワクチン接種を完了した人も自己隔離や陰性のテスト結果を提示することなく、ハワイに来れることになりました。まだワクチン接種を拒否されている方もいますが、大抵の人は、これでほぼフリーにハワイに来れるようになったことになります。
このワクチン・パスポートが実施される前から、今年の夏はアメリカ本土から毎日3万人と物凄い数のお客様が来ています。上はマウイ島のカフルイ空港の様子ですが、既に凄まじい行列。
ワクチン・パスポートが実施されたらどうなっちゃうんでしょうね?マウイ島の市長は飛行機会社にマウイ島への便を減らしてくれと依頼したとか。沢山お客様が来られるのは経済的には嬉しいですが、マウイ島はほぼパンク状態のようです。
オアフ島もレストランのキャパシティが75%までOKになったのですが、ワイキキの街中では予約がないと食に在りつけないくらい混んでいます。でもパンデミックの中を本当に頑張って耐え忍んできたレストランには嬉しい悲鳴かもしれませんね。
ではこれから先日のポルトガル旅行の詳細をご紹介します。
第1回は事前準備からポルトガルの首都、リスボンにあるダブルツリーホテルの最初のお部屋まで。
まず、何はともあれ、ポルトガルに入国するにはコロナの陰性証明書が必要です。ハワイに来られる場合と同じくPCRテストなら出発前72時間以内、抗原テスト(Antigen test)なら24時間以内に受けた結果の提示が必要となります。
私はスケジュールの関係で出発の前日に抗原テストを受けました。
次はポルトガルのアメリカ大使館のウエブサイトに「ポルトガルの入国に際してはPassenger Locator Cardが必要」と書いてあったので、上記のウエブサイトにアクセスし
必要事項を入力、提出しました。
すると上記のようなQRコードが出てきたので、とりあえずスクリーンショットを撮りました。
またメールでも確認のQRコードが送られてきました。
ただQRコードを事前に取得していたにもかかわらず、結局ポルトガルに向かう機内でPassenger Locator Cardの紙が配布されました。CAの人に「QRコードを持っているよ」と抵抗してみたのですが、「紙を出さないとダメ」と言われ、しぶしぶ同じような内容を記入(これポルトガル語で読めませんが、裏面にちゃんと英語版があります)。紙は機内で回収されました。
ハワイからはLAとパリを経由してリスボンに入りました。こちらはパリのシャルルドゴール空港。ここでリスボン行きの飛行機に乗る際、係員にゲートで陰性証明書を提示しました。
パリは冷たそうな雨。寂しー
でもポルトガルはカンカン照りの快晴。たった2時間半でも世界が全く違います。だからヨーロッパの北の方の人はポルトガルにバケーションに来るんですね~。納得
飛行機を降りたらバゲージ・クレームのサインに向かって進みます。
無事、スーツケースをピックアップ
今度はSaida(出口)の看板に向かって進みます。
「お!あそこで入国のチェックをするのかな?」と思って向かって行くと。。。。。
「あれっ?これもしかして出口?」
「出ちゃいました~」
日本でされているような厳重なチェックを期待していたのに、完全にフリーパスで拍子抜け。なーんにもなしでした。(これでいいのか~ ポルトガル~!)
出口を出たら右へ進みます。
奥に向かって進むと
左手奥にボーダフォンのお店があります。
ここでSIMカードを買いました。一番安いので20ユーロ(2600円くらい?)30日間で5GB。電話もかけられます。
お店の人がちゃっちゃとSIMを交換してくれました。リスボンの街中やダブルツリーホテルの近くにもボーダフォンのお店があり、そこで買うこともできます。値段は同じですが、街中はもっと安いプランのSIMもあります。空港からはUBERが便利なので、インターネットは空港を出るときまでに使えるようにしておくことをお勧めします。
SIMを入れ替えたら、右奥に進み、左手のエスカレーターを上がります。
こちらの出口を出て
外から見ると出口はこんな感じ
あちらの信号を渡りましょう
UBERのピックアップ場所は"Kiss&fly"という、ちょっとこじゃれた名前になっています。UBERを予約した時、待ち合わせ場所に"Kiss&fly"と出たので、「なんじゃこりゃ?」と思ってセキュリティのおじさんに聞いたら、おじさんも「変な名前なんだけどね~」と言いながら場所を教えてくれました。
信号を渡った左側がUBER乗り場です。リスボンは本当にUBERが沢山あって、大抵2-3分で来ますので、ここに着いてからUBERを呼んでもいいかもしれません。
空港から乗ったUBERの車内にはちゃんと隔離のボードが取り付けられていました。でもこの車以外には見られなかったので強制ではないのかもしれません。ポルトガルで利用したUBERはどれも小綺麗でNeat(仕事してない若者じゃないよ~)
英語はカタコトしか通じませんが、安心して乗れました。
飛行機の到着は午後5時50分。空港を出たのは7時前ですが、この時期のポルトガルはまだまだ明るいです。
空港からダブルツリーホテルまでは5Kmちょっと。10分少々とすごく便利。
道も空いていてスムーズに到着しました。外国でタクシーやUBERに乗るときは結構緊張するものですが、ポルトガルでは比較的安心して乗っていられた気がします。
こちらがリスボンのダブルツリー・ホテル。フォンタナパークという公園の斜め向かいにあります。
歴史的な建物が立ち並ぶ観光エリアまで歩いて30分くらい。どちらかと言うとビジネス街に近いロケーションです。
では中に入ってみましょう
クラシックな外観とは打って変わって、すごくモダンでスタイリッシュな館内。
外観からは想像できませんでした~、このギャップがいいのかも。
チェックインの順番を待つ間、この左手にあるトイレに行ったら
なんと便器もこんなデザイン!凝ってるなあ
チェックインをしてくれたスタッフは大変親切。尋ねてもいないのに、リスボン市内の観光地図をくれて、名所にいくつか〇をつけてくれました。無事チェックインを済ませて、こちらのエレベーターからお部屋に向かいます。
エレベーターを降りると「なんじゃこりゃー!」
セルフ・ストーレッジ(貸し倉庫)に来たのかな?と思うような光景にびっくり。この廊下の左右にお部屋が並んでいます。
今回は511号室です。
きちんと清掃・除菌された証にクリーン・ステイ・プログラムのシールがドアに貼られています。ではシールを破って中に入りましょう。
廊下は細いですが、ちょっとコンラッドに似たスタイリッシュな作り
じゃーん!お部屋はああああ。なんか狭くて窓も小さくて牢屋みたい!!!
とりあえず窓のシェードを上げてみると、お部屋は明るくはなりましたが、なんかすごい閉塞感を感じます。
窓もちょっとしか開かなくて
景色は壁とビルの頭
お部屋は綺麗で、もうオープンから15年以上経つそうですが、まだまだ古さを感じさせません。
洗面台もスタイリッシュで
廊下のクローゼットもミラータイプでおしゃれ
中もブラックで統一
ドライヤーは引き出しの中にありました。
またベッドサイドの壁にある扉を開けると、小さな冷蔵庫にコーヒーセット。それにセーフティボックスがありました。
コーヒーはポルトガルはインスタントが主流なのでしょうか?3か所のヒルトンに泊まりましたが、ドリップ式を置いてあるところはありませんでした。
ベッドのサイドテーブルには水が2本用意されていました。
あとこのお部屋のコンセントは残念ながらポルトガル仕様。最近、どのホテルでもアダプター無しで使えるコンセントがお部屋にあったので、今回は無精をしてアダプタ―を持って来なかったのですが、失敗しました。これでは携帯の充電ができないので、慌ててフロントにアダプターを借りに行きました。ポルトガルに行かれる際はアダプターと三又コンセントを忘れずに持って行きましょう。
コンセントの問題はアダプターを借りて解決しましたが、他にもっと大きな問題を発見!!
このお部屋、バスルームとベッドルームの間の仕切りはガラスです。
これはヒルトンホテルではよくあることなんですが、大抵はプライバシーを必要とする時のために、ガラス窓にシェードもついています。でもこのお部屋はシェードがなくて丸見え!!
下は黒く塗られているのでバスタブに浸かっている時は見られないのですが、立ってシャワーを浴びるときはバッチリ見られてしまいます。
まあ100歩譲って「おじさんの肉体美くらい見られてもいいかあ~」とも思いましたが、更にこのお部屋、なんとバスルームのトイレにも扉がありません。という事はトイレに座っている姿もベッドルームから見られてしまいます。「ポルトガル人は皆オープンなのかなあ~」とも思いましたが、さすがのおじさんでもこれはキツイ。
結局フロントに行って「トイレに扉のあるお部屋」を探してもらいました。追加で40ユーロ(約5200円)を払って、御部屋をアップグレード。
スタイリッシュ過ぎるのもちょっと考えものかもしれませんね~。
次回はアップグレードした最上階のお部屋と、最終日に泊まったトイレに扉のある普通のお部屋をご紹介します。
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