今回から3回に渡って昨年の夏に行ったアラスカクルーズをご紹介します。でもちょっとその前に最近のハワイの様子をご紹介。
ハワイの感染状況はだいぶ落ち着いて来ました。一時は1日6000人を超えた新規感染者も今週は1000人から1500人くらいで4分の1以下。
そこで先日、レストランやバーの従業員とお客様にブースターショットの接種を義務付けたマウイ島はそれを撤回。1月24日からわずか10日程度の制限でした。この調子でいくとハワイへの旅行者にブースターショットを義務付けるという案もなくなりそうですね。日本もぼちぼちピークアウトを迎えるのでしょうか。。。
ではアラスカクルーズの話に戻りましょう。
ハワイに住むようになってから、周りで「アラスカクルーズに行った」という人によく会うようになりました。しかも皆さん「良かった~」って言うんです。「アラスカクルーズ行ってみたいな~。でも時間もないし、高いんだろうな~」と思って、アラスカクルーズは私のバケットリストの中で眠っていたのですが、今回のパンデミックで仕事が一時帰休となりチャンス到来。思い切って行ってみることにしました。
調べてみるとアラスカクルーズには2種類あって、インサイドパッセージと言われる7日間かけて内海を中心に回るプランと
アウトサイド・パッセージと言う、アンカレッジからシアトルやバンクーバーの方に帰ってくるプランです。インサイドパッセージはフィヨルドみたいな内海を進むので非常に穏やか。全く揺れません。今回は船に弱い人と一緒だったので、インサイドパッセージを選びましたが大正解でした。池を航海しているように穏やかで、言われなければ船の中にいるとわからないくらいでした。
「船酔いするから~」とクルーズを敬遠していたオーナー様は、是非アラスカのインサイドパッセージに行ってみてください。
Princess Cruises: Majestic Princess - Cruise Ship Information
Indulge in world-class cruising on the Majestic Princess’ 2017 Maiden ...
www.princess.com
アラスカクルーズを就航しているクルーズ会社は沢山ありますが、今回はスケジュールの関係でプリンセス・クルーズを選びました。日本で最初にコロナが問題になった、あの「ダイヤモンド・プリンセス」を運航している会社です。
クルーズは「クラブ・パートナー・パークス」というプログラムでHGVのポイントでも利用することができます。
クラブ・パートナー・パークスに利用できるポイントはクラブポイント、ボーナスポイント、そして前借やセーブしたポイントも利用できます。パンデミックでポイントが沢山余ってしまっているオーナー様にはちょうどいいかもしれませんね。
じゃ実際の予約はどうするかなんですが、アメリカのウエブサイトにはクラブ・パートナー・パークスのページがあり、そこに詳細情報が載っています。
日本は恐らく利用者が少ないためか、日本語のウエブサイトのクラブ・パートナー・パークスのページはこの1ページだけ。クルーズやRVの記載はありません。
こんなに沢山のクラブ・パートナー・パークスのバリエーションがあるアメリカと比べると大きな違い。
でもこれから日本のオーナー様もハワイの別荘だけでなく、いろんな利用の仕方を楽しむ方が増えてくるかもしれませんね。じゃ、実際に予約はどうするかなんですが、
予約は上記のウエブサイトで希望のクルーズを捜し、クルーズオンリーという提携会社のHGVCの担当者に電話をして予約するようです。
こちらがHGVCと提携しているクルーズオンリーのウエブサイト。ここに自分の希望するクルーズの条件を入れて検索します。
試しにアラスカクルーズで検索すると200以上のクルーズプランが出てきました。
そしてなんと80%引きーーー!!
パンデミックでお客様が減っているとは言え、なんじゃこりゃーの値段です。これ食事も全部込みですから、行かなきゃ損みたいですよね。
ちなみに予約の電話番号は1-800-364-3656で、一番安いオーシャンビューの御部屋の必要ポイント数を問い合わせてみたところ、2名で14,600 Pointsでした。ただ電話に出たオペレーターがすごくやる気がなくて感じが悪かったので、今度は日本の代理店にも電話してみたいと思います。
尚、ポイントの他に、予約手数料として139ドルが別途かかります。
まあ、今はクルーズの料金があまりに安いので、お金で乗った方がお得感がありますが、「ポイントが余って使いきれない」というオーナー様には良いかもしれません。
では実際のクルーズ旅行の様子をご紹介します。
通常、アラスカのインサイド・パッセージはカナダのバンクーバーから出航のようですが、私が乗った時はカナダに入国することができない状態だったので、シアトルから出航しました。シアトル空港のバゲージカウンタ―で荷物をピックアップすると、そこにプリンセス・クルーズのお迎えの人たちがいました。
そこで港までのシャトルバスを利用されるお客様をお迎えしているようでした。私も利用できるか聞いてみましたら「事前予約が必要」とのこと。仕方なく当初の予定通りUberで港まで行くことにしました。
Uber乗り場もシャトルバス、TAXI乗り場も、この通路を渡ってパーキングストラクチャーに行きます。
こちらにもプリンセス・クルーズのスタッフが待っていました。お客様が間違えずにシャトルまで行けるようにでしょうか?私はスルーしてUber乗り場に向かいました。
ライドシェアの乗り場はこちら。船が停泊しているPier 91 Smith Cove Terminal まで約52ドル。時間的には30分かかりませんでした。
シャトルは全員揃うのを待って出発するので待たされますが、Uberは自分のペースですぐに行けるのがいいところ。しかし残念ながら落とし穴が。桟橋のUber乗り場から船までは結構離れていたのでした(泣)。。。
行きだけではなく帰りもスーツケースを引きづってUber乗り場まで歩かねばなりません。2名の場合、シャトルとUberはほとんど値段が変わらなかったので、事前にシャトルを予約された方がいいかもしれませんね。
桟橋には今回乗ったプリンセスクルーズのマジェスティック・プリンセスという船(左)とカーニバル・クルーズ(右)の船が並んでいました。2隻ならぶと圧巻ですね。
Uberの乗り場から5-6分歩くとチェックインのビルディングが見えてきました。
チェックインはこちら。飛行機の到着が朝早かったので、まだあまり人がいません。
乗船はこのように事前に時間を割り振られています。でも「早く着いてしまったので、今チェックインできないか?」と聞いてみたらあっさりOK。まだパンデミック中で空いていたからでしょうね。
係員の人があまりに沢山いて、お客様より係りの人の方が多い位。導かれるままに進み
2階が広大なチェックイン・カウンタ―。パンデミックじゃなければ数千人が乗る船ですから、チェックインにもこのくらいの施設が必要なんでしょうね。
チェックインはデジタル化が進んでいて、事前に情報を全部入力してQRコードをもらっておくタイプ。あっという間に終わりました。
そのあと船に進みます。クルーズのスタッフが沢山並んでいて拍手で迎えてくれました。皆さん、「ウエルカム・バック」と声をかけてくれます。それくらいクルーズはリピーターが多いんでしょうね。
船に向かう桟橋
シェフまで出て、クルー総出でお出迎え
こんなに派手にお迎えされるのはちょっと照れ臭かったのですが、パンデミックで航海が中断された後、久しぶりに再開された航海という事で、クルーの方々もかなり盛り上がっていました。
この通路を渡って船に乗り込みますがここでも大歓迎。クルーの歓迎の様子は最後のYoutubeビデオで御覧ください。
今回、泊まった御部屋はオーシャンビューのバルコニー付き。20年ぶり以上の久々のクルーズということでちょっと奮発
でも御部屋はちょー狭いです。船の中なので仕方ないですね。
こちらがクローゼット
バスルームもコンパクト
シャワールームもミニマムですが、水の出は非常に良かったので、全く不満はありませんでした。船の中にいると色々出歩いてしまうので、部屋の狭さは全然気になりませんでした。
荷物を置いたら船の中の散策に出かけました。
ちょうどランチタイムだったので、ロブスターロールをいただきました。船の中の食事はクルーズ代金に含まれているものが多いのですが、このロブスターロールは別料金でした。でも一般のレストランに比べればだいぶお安いですし、味も良かったです。
最上階のデッキ(19階)からシアトルの街を眺めます。シアトルは天気が悪いと聞いていましたが、この日は本当にお天気に恵まれました。出航の様子は最後のYoutubeビデオをご覧ください。
船が出た後はディナーの予約に行きました。オンラインでも出来るのですが、まだ慣れていなかったのでレストランに行ってメニューを見せてもらって決めました。初日はフレンチ。ここは別途一人29ドルかかりますが、ちゃんとしたコース料理です。味はまあまあだったかな。航海中に一通り全部のレストランを周りました。
ワインはこんな感じ。私は飲み放題プランを事前に予約してあったので、そのプランの中のワインで済ませましたが、十分美味しかったです。のん兵衛はもちろんのこと、普通にお酒を飲まれる方は絶対ドリンクの飲み放題プランを選ばれることを御勧めします。
2021 Alaska Cruise part 1Departure
20217月末にプリンセスクルーズのパンデミック後の最初のクルーズでアラスカに行きました。シアトルからの出向の様子です。
youtube#video
こちらが初日の出航までのビデオです。ビデオの方が雰囲気が伝わるので、良かったら御覧ください。
次回は最初の寄港地、ジュノーでのアクティビティ。ヘリコプターの氷河ツアーを中心にご紹介します。
一生の思い出になるツアーでしたよ。
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