今週と来週の2回に渡って美しいリスボンの街の観光をご紹介します。西ヨーロッパ最古の都市と言われるリスボンは本当にどこを撮っても絵になる美しい街でした。これで物価が安くて(ハワイに比べれば)、食べ物もワインもおいしいのですから、人気がある理由がわかります。あまりに綺麗で写真を絞ることができず、枚数がかなり多くなってしまったので、軽く流しながら読んでみてください。
でも、ちょっとその前に今週のハワイの様子をご紹介。
今週のハワイは1日の新規感染者数がずっと3桁。昨日は243名。うち27%が18歳以下だそうです。ワクチン接種率はほぼ60%近くまで行きました。今後もっと規制を緩和してもらいたいところですが、3桁が毎日続くと、ちょっと微妙な状況です。ハワイでは8月の初めから学校が始まり、オンラインではなく教室でやる予定になっていますが、そこも怪しくなってきたかな~。尚、感染者の殆どはワクチンを接種していない人だそうです。
他は特に大きな変化はありません。相変わらずアメリカ本土からのお客様が怒涛の如く押し寄せていて、ワイキキは賑やかです。
ではリスボン観光の話に戻ります。まずリスボン到着日、ホテルにチェックインしたのが夜の7時半くらいだったのですが、まだまだ明るかったので、晩御飯を食べに歩いて出かけることにしました。一番賑やかで、観光名所が集まっているところまで、歩くと30分以上かかります。
iphone片手にホテルの前の道を、街の中心の方に向かって下ります。
途中、公園があってジャカランダが綺麗でした。
夜7時半過ぎと言ってもまだまだ明るいので、公園でみなさん寛いでいます。ハワイと違ってお酒も飲んでいいみたい。ワインと軽いおつまみを持ってきて楽しそうです。
iphone Map頼りに石畳の道をどんどん進みます。
午後8時24分になってもまだこの明るさ。一番陽が長い時に来たので、なんだか得した感じです。
移動にシェア電動キックボードを利用している人を結構見かけました。
夕日に輝くサン・ジョルジェ城。絵になるな~。明日はあそこまで登ってみたいと思います。
ドン・ペドロ4世広場まで来ました。ここもジャカランダが綺麗。こんなにジャカランダを見たのはハワイ島に住んでいた時以来かもしれません。
夕暮れのドン・ペドロ4世広場とマリア2世国立劇場。美しい
今日の目的地、コメルシオ広場まで来ました。この広場の目の前はテージョ川。あまりにも大きいので最初はてっきり海だと勘違いしていました。
今日の晩御飯のお目当てはバカリャウのコロッケ。バカリャウはポルトガルの名物でタラの塩漬けの干物だそうです。ポルトガルではこのコロッケをよく食べるらしいです。ネットで探してバカリャウのコロッケが美味しいという「ムゼウ・ダ・セルヴェージャ」というレストランに来ました。このレストラン、テラス席がコメルシオ広場に面していて、ビューもいいです。
ムゼウ・ダ・セルヴェージャと言う名前はポルトガル語で「ビール博物館」という意味だそう。今回は入りませんでしたが、建物の2階部分が博物館で、入場料にはビール代が含まれているそうです。
中はこんな感じだそうです。「ポルトガル」と言うとワインのイメージですが、空気がカラっとしているので、ビールもよく飲みました。
早速、噂のコロッケとビールをオーダー。こんなグラスで飲むと、それだけで美味しく感じますね。
アツアツのパスティス・デ・バカリャウ!
中にはタラの身とチーズがたっぷり。チーズがとろけて来てます。これがビールに良く合いました!
あとはビールのアテにアサリの酒蒸し。ポルトガル料理は日本人の口に良く合いますね。
翌日は朝からダブルツリーホテルでたっぷり朝食を食べて、元気いっぱい歩いてリスボン観光に出かけました。ホテルのすぐ近くはこんな感じの街並みですが
ちょっと歩いて大通りに出ると、ビジネス街の雰囲気です。
サイクリングロードがきれいに整備されていました。
昨日は小道を歩いて街の中心まで行きましたが、今日は大通りから攻めます。こちらはマルケス・デ・ボンパル広場
ここからリベルダーデ大通りを下ります。なんとなく表参道みたいな雰囲気。緑がキレイ!
カラフルな建物を見ながら林の中を歩いているだけで癒されます。この時期、本当に気候がよくて、朝と夕方のウオーキングは最高でした。
リベルダーデ大通り沿いには高級ブランドショップがずらり。プラダもリスボンではこんな店構え。ハワイのプラダと全然違いますね~
大通りからちょっと小道に入るとカフェやレストランが沢山。今度はリスボンでもっと時間を取って、カフェやレストラン巡りをしたいなあ。
ロッシ駅まで来ました。
リスボンは「7つの丘の街」とも言われるそうですが、本当に坂が多くて、石畳のウオーキングは結構いい運動になります。(ウオーキング用の靴は必携ですよ)
途中、サンタ・ジュスタのエレベーターを発見。ここからの眺めが良くて、リスボン滞在中、何度も行った人もいるとか。
早速「登ってみよう!」と思ったところ、コロナの影響で今、エレベーターは運航中止。んんんんー残念!
でも街歩きもカフェ巡りも楽しいので、リスボンタウンのウオーキングは飽きません。
ルイース・デ・カモエンス広場まで来ました。三輪車が街に似合いますね~。
広場ではボランティアの若者が無料のウオーキングツアーをやっていました。
街の中心にはトラム(路面電車)の線路が沢山あり、それがまたいい雰囲気を醸し出しています。
広場から海に向かって坂を下り、またどんどん歩きます。
なんか味がある街だなあ
まだ朝早かったので誰もいませんでしたが、午後にはこのカフェも人でいっぱいになるんでしょうね。
美しい街とジャカランダを眺めながら、またどんどん歩いていくと
こんな生活感のある小道が。
庶民的過ぎて汚いと思う人もいるかもしれませんが
私はこういう生活感のある街の風景が大好きなんです。
今度は丘を登ってサン・ジョルジェ城へ
中は公園みたいになっていて
リスボンの街が一望できます。こちらはテージョ川向き
山側の景色もまたいいですね~♪
奥に進むと
城跡があって小さな博物館もありました。
お城から石畳の道をテージョ川に向かって下ります。
途中、面白いお店を発見。
かわいいオイルサーディンの缶詰が沢山ありました。お土産にも良さそうですね。(お値段はちょっとお高め)
脚が疲れてきたので、今度はトラムに乗って観光してみることにしました。
リスボンの街に可愛いトラムが本当に良く似合います。
トラムの始発となっている広場に行くと、何台かトラムが待っていました。とりあえず来ているトラムに乗ってみました。
中はレトロな感じ。多分、私が子供の頃に乗った都電がこんな雰囲気だったような。。。。
トラムにはいろんなコースがありますが、テージョ川沿いを走るコースは
景色がすごく綺麗です。
こんな街中を抜けていくので、写真とビデオを撮りまくってしまいました。
本当に味がある街です。
Lisbon Tram Ride
リスボンの街をかわいいトラム(路面電車)に乗って散策しました。家や路上にある車ギリギリで走るので乗っている私がヒヤヒヤするくらいですが、のん...
youtube#video
写真ではうまく伝えられないので、上のビデオを是非ご覧ください。(※みんな景色に感動してビデオを撮っているので、前の席の人がビデオを撮ってるところがかなり入っちゃっていますがご容赦ください)
トラムを降りて、今度はアウグスタ通りを歩いて、アルコ・ダ・ルア・アウグスタ(勝利のアーチ)を見に行きました。
こちらがリスボン観光の名所「勝利のアーチ」
中から上に上がれます。行ってみましょう。
ここでお金を払ってエレベーターに乗り
ここから今度は階段を上がると
テージョ川の絶景が待っていました!
今、歩いてきたアウグスタ通りを上から見るとこんな感じ
サン・ジョルジェ城もバッチリ見えます。
勝利のアーチを見た後は、ちょっと小腹が空いたので、またアウグスタ通りを戻って、ポルトガル名物の「パステル・デ・ナタ(カスタードクリーム入りのタルト)を食べに行きました。
ちょうど好きな曲がライブで演奏されていたので、通りの様子を撮りました。
結局この日は2万歩ほど歩きました。坂が多く、石畳で結構脚が疲れたので、「シェアバイクでも借りようか?」と思ったのですが、ハワイのBIKIほどステーションを見かけませんでした。
その理由はこれ!リスボンの街中ではシェア電動キックボードが結構流行っていて、3社がステーションを構えていました。値段も大きさも違うので迷いましたが、とりあえず一番がっちりした安全そうなものを選びました。
それがこちらのLINKです。1分0.15 ユーロ。5ユーロ分買うとタダで5ユーロ分くれる(One Buy Get One?)ので、結構使えます。
スマホにアプリをダウンロードして
使い方はほぼシェアバイクと同じです。こうやって地図上にどこに何台あるか出てきますが、大きな違いは電動キックボードはどこでも乗り捨てOKなところ。ステーションに制約されず、お店やホテルのすぐ近くまで行けるので大変便利でした。
電動シェアキックボードにすっかりはまったおじさんです。
最後にリスボンの街の夜の景色をご紹介します。
同じ場所でも昼間とはまた違った美しさ
ロッシ駅も華やか(でも人があんまりいない~)
この日はちょうど満月でした。
次回はリスボンのレストランとリスボンから電車で40分で行けるシントラのデイトリップをご紹介します。
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