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ファウンデーションの夢 第一部 ダニールの地球探索 第1話 「探索のはじまり」

2022-10-15 06:01:24 | SF 小説
1第1話探索のはじまり
ファウンデーションの夢 第一部 ダニールの地球探索 第1話 「探索のはじまり」
前史
銀河暦 12028年 
 ダニール・オリヴォー、宰相を辞任。ハリ・  セルダン、宰相になる。
銀河暦 12038年 
 ハリ・セルダン、宰相を辞任。
銀河暦 12040年 
 ウオンダ・セルダン生まれる。
銀河暦 12048年 
 ドース・ヴェナビリ、死去。ベリス・セルダン生まれる。
 ハリ・セルダンの盟友ユーゴ・アマリル没。
銀河暦 12067年 
 ハリ・セルダンに対する裁判の結果、公安委  員会は百科辞典財団をターミナスに放逐。ガール・ドーニックファウンデーションの51番目の委員になり、第1ファウンデーション全般を仕切る。ボー・アルーリン、ガールを補佐し、第2ファウンデーションとの繋がりを助ける。
あらすじ
 セルダンの裁判が始まる前の年、つまり銀河暦12066年、ダニール・オリヴォーは、ガール・ドーニックをシンナックスから招き寄せるため、かつハリ・セルダンの「心理歴史学」と2つのファウンデーションを補強するため、人類の最古の故郷星「地球」への探索の旅に出る。わたしYi Yinのサイエンス・フィクションはアイザック・アシモフの『ファウンデーション』シリーズをほぼ下敷きとして哲学者ノース・ホワイトヘッドの「移動と新しさ」の哲学に貫かれている。
 ここから本編がはじまる。
1「人類は樹上から平原へ、平原から海岸へ、風土から風土へ、大陸から大陸へと移動してきた。人類が移動を止めたとき、もはや生の向上を中止するであろう。...人間社会間の相違が絶対必要である。異なる習慣をもつ他国民は敵ではなく、ありがたいものである」(『科学と近代世界』ノース・ホワイトヘッド著)
 ダニール・オリヴォーは、少しの微睡みの中で、古代地球のある哲学者の言葉を思い出していた。
 盟友ジスカルドの感応能力を引き継ぎ、来たるべき停滞の暗黒時代において如何に人類を支えるか、今、宰相の立場から解放された身として、次の使命はわかっていた。
 あの2万年前に地球で会ったイライジャ・ベイリーを思い出させるハリ・セルダンも老いつつある。
 後継者が必要だ。
 セルダンの世話はドースがする。今はイオス星での再生の後、陰ながらハリを世話するはずだ。
 私は、あのイライジャのいた、まだその時残っていた海のなごりを目撃している。あのイライジャ・ベイリーとの交流によって一般 R にない人間的な感情とも言うべき感覚が身についている。良いとも悪口とも言えないことはわかっているが。
 あの海がある星を探そう。
 あの海がある星にきっといるはずだ。
 シンナックスには地球の太古にあったと言われてる海がある。シンナックス人は地球の海を再生したと言われてるからだ。
yatcha john s.
 
 
 

メロディ

2021-06-25 00:39:39 | 小さな幸せ
うねりのある melody
あの坂を登りきって 
見上げた空のいろ
何もかもが 
新しく見えるよ

心に沁みる melody
登る坂道の途中の生命のいろ
何もかもが 
歓びに充ちてるよ

耳に響いてく melody
永遠に繰り返されて 
愛を教えているような
何もかもが 
一緒に口ずさみはじめたよ

「小さな幸せの会」のmelody
只今の瞬間
4215人全員が山あり谷あり
でもそれを何度も潜り抜けるのに
投稿し合い
コメントし合い
リアクションし合い
新しい緑(いのち)の世界をつくり始めたよ

yatcha john s. 「the melody」


Stardust

2021-06-24 03:44:51 | 心の旅路
高い空には無数の星が煌めき

人の心も遠く離れていればなおさら恋しくなる
それは君が星々の間でさ迷っているように見えても
実際は僕のたましいがさ迷っているんだよ

いとしさは昨日の星屑
時の狭間の麗しき調べ
星の動きにあわせて踊る幻の旋律

今宵の僕の歌だけが薔薇を君に捧げる
優しき慰めの夢
星空を見上げれば
きっと君が僕の腕のなかにいるような気がして

星々は時とともに遠ざかり
ナイティンゲールの木霊は森のなかで響いて
反復しながら 消えて行く

でも星々は僕に囁いてくれて
悠久のいとしさのなかに包んでくれる

https://youtu.be/-szr01VItXk

「ナット・キング・コールのStardust 」 yatcha john s. 風超訳詞


夏瓶

2021-06-23 19:55:29 | 小さな幸せ
一万キロ以上の旅の末
遥か海の彼方から
ながい年月と荒波を超えて
友情と夢をのせて差し出す
ウオーターブルーの夏からの手紙
あなたへのあつい想い

見つけたら 
さわってごらん
拾い上げたら 
じっとながめてごらん
封を開けたら

涙が込み上げてくるのがわかるね

そして差出人がわかったら素晴らしいじゃない
そしたら手紙を書いてみたら

もうひとつやってみなさいな
今度はあなたの大きな思いをその瓶に入れて未来に託すこと

みなさん
今ではこの夏瓶
様変わりして
思いもよらぬ
スマホのFBに姿を変えて
ここに現出してるとお思いください
今日届くあなただけへのメッセージ
開けてビックリ
新しい未来を開く鍵となるかも知れませんね

yatcha john s. 「夏瓶」


Bay Street Cross

2021-06-23 03:35:19 | 心の旅路
たまには僕だって両親のことは思い出す
いろいろなこと 止め処もなく
でもそのなかでも彼らの出会いの場所かな
僕が生まれ 郷愁に包まれる風の町横須賀

思わず昔 
あの咸臨丸が寄港したサンフランシスコの大会堂でちっぽけなスピーチをしたことが蘇ってきた

なぜ 
僕がここに来たのかっていう
その時からおよそ百年前に
僕の生まれた町から45日かけてやって来た
名もある日本の高官たち

大袈裟だけど 
命を翔て
ホントにそうだったでしょうけど
東洋の小さな国の将来の命運をかけて

僕もそうありたいと思ってやって来ました
是非 
どうぞ笑ってください
つたない英語でしゃべるこの僕を
でも日本は少しは大きくなりました
なぜかって

皆さん 
覚えていてください
まだ日本と呼ばれていない千二百年以上も前
小野の妹子という高官も
時のトップが跏趺坐して学ぼうとの願いを身に負って
中国への大航海に挑みました

確かに僕は名もなき少年ではありますが
学ばせてください
皆様の幸せの秘密を

そしてまた時は過ぎても 
未だに
僕にとっての Bay City はいまでも大海原の向こうにあるっていうこと

https://youtu.be/zYCc_UyIP1A

yatcha john s. 「 Bay Street Cross 」