私のLEGOマニア歴は結構長い。 子供の頃はもちろんだが、それは親に買ってもらって
遊んでたくらいで、本格的に自分のお金で購入するようになったのは20代の頃だ。
1979年に宇宙シリーズのミニフィグが初めて登場して以来、大人になって改めてレゴに
興味を持ち始めた。 特に中世の騎士シリーズは、甲冑とドラゴン、剣と魔法の世界を
再現できるので、大人でも十分興味をそそるセット内容になっている。 価格も1万円を
上回る城のセットなどの登場で、世界中で大人のLEGOマニアを増やした。
2010年にテレ東のTVチャンピオンでレゴブロッック選手権の回を見て、自分と同じように大人のレゴファンがいるんだな…と嬉しく思った。
2003年ごろに出たお城のセット。 結構でかい。
同じ頃に出たのが映画が封切りになったハリーポターシリーズ。
一番最初に出たホグワーツの学校セットと一緒に撮った画像(下)
二つ合わせると場所を取るので部屋が狭くなる。(苦笑)
で、このLEGOたちも、もうそろそろいいかなってことで長年のコレクター歴に終止符を
打った。 ホビー買取専門店に引きとってもらったのだ。 LEGOは他の超合金やバービー人形のコレクターアイテムとは違って、未開封ならともかく一回開けてしまったら箱で保存することはまずない。 バラのブロックにプレミアムや付加価値が付くわけがないのだ。 だから売ってもほとんどタダみたいな買値しかつかないだろうと思った。 ネットで見つけたその店は、とにかく売りたいものはダンボールに詰めて着払いで送れば、向こうで査定して金額を口座に振り込んでくれるというもの。 私はとにかく大量のLEGOが始末できれば良いと思っていたので、家にある大小様々な箱に詰めてどんどん送った。 全部で16箱くらいかな。 結構な量だが、まぁ… 3万円くらいにでもなればいいかなって思っていた。
3日くらいたってから査定結果のメールが来た。 1万6千円弱… 思ったよりも少ないが、まぁ、引き取ってくれただけでもありがたいから良しとしよう。 そう思っていたら… あれ?
ちょっと待てよ!? よく見たら一桁違うぞ。 なんと16万2千円…(正確には162,320円)
うっソォ〜〜〜!!! マジっすか!?
これがその証拠のメールだ。
信じられん。。。。 30万近くするハイスペックのパソコン売っても5千円くらいにしかならなかったのに、たかが中古のブロック玩具で16万って… 今の世の中の価値って分からなくなってきた。 きっと今では絶対手に入らないミニフィグに価値があったんだろうな。。。
レゴのミニフィグたち。
というわけで、昔作って撮影した自作のレゴ作品の画像です。
中世のお城シリーズで、寄せ集めて作った城下町風のジオラマ。
照明がないので暗い。 おまけにデジカメが城の中まで入らないので撮影しにくい。
LEGOは一度足を踏み込むと沼だからズブズブとハマりこんで抜け出せなくなる。
やっと抜け出せてスッキリしてると同時に、やや寂しくもある。
私にとってLEGOとは、
現実にない夢を作ることのできる無限のアイテムです。(TVチャンピオン風に)