この土曜日と日曜日は、
ほんとうにひさびさに、
両方おやすみをいただきました。
この前、週末2日間をまるっとおやすみできたのは
いつのことだっけなぁ・・?
それが思い出せないぐらい
久しぶりのことでした。
ここのところ報道されている、
「マンモスうれピー」「いただきマンモス」などの
(歌で言えば「碧いうさぎ」ですか・・オダテツ=織田哲郎さん楽曲提供の)
元アイドルさんの例の件には、
さすがに驚きましたけどね・・^^;
それはさておき・・
この土曜日、
広島路上手紙人(うたし)の
「くま」さんに、
色紙を書いていただきました。
私の実名(下のなまえ)が入っていますので、
ここには公開できませんが・・
「くま」さんは、
「あなたを見て『手紙(うた)』書きます」という
イベントを
東急ハンズ広島店で
開催なさっていました。
いまの私をご覧になった印象で
手紙(うた)を書いていただくことを
お願いしました。
「くま」さんは、
はじめに私の名前を尋ね、
そのあと、
1分間ぐらい、
私の顔を・・・私の目を
じっと見据えていらっしゃいました。
威圧するでもなく、媚びへつらうのでもなく、
穏やかに、静かに、
私を見据えていらっしゃったのですが、
あまりにもまっすぐでフラットだったから、
ど真ん中のストレートだったから、
射抜かれているようで
なんだかつい緊張してしまいました。
その後、
「くま」さんは、
硯に墨汁を落とされ、
筆を握られ、
巧みな筆づかいで、
言葉を紡いでゆかれました。
「くま」さんは、
色紙の中央に
太く力強い筆致で、
しかも色紙の左端および右端・・
色紙の4辺のうち2辺に
あえて文字がかかるようなかたちで、
私の下の名前を書かれました。
その後、
細い筆に持ち替えられて、
「くま」さんの思いと言葉が
紡がれていきました。
そして、
薄墨で、
「葉」という一文字を
重ねて書かれていました。
色紙4辺のうち
左右の2辺に文字がかかる形で
筆を運ばれるのは、
「必ず誰かとつながっているんだよ、
ひとりっきりではないんだよ、
いまここにいなくても、誰かとつながっているんだよ」
そういうメッセージなのだそうです。
「葉」という文字は、
「主役は花でもなく葉でもない。
葉をちぎりとられた花はどこか寂しげにみえるし、
花の咲かない葉はまた寂しく、
生気をすぐになくしてしまう。
葉があっての花であり、
花があっての葉だと思う。
『おかげさまで生かされている』というのは
まさにそういうことなのではないでしょうか」
・・そんな思いから、
どなたに対しても重ね書きされる一文字なのだそうです。
色紙を裏返して
「生(お)ってくれてありがとう」
そう書いてくださいました。
さらに
「くま」さんは、
「好きな言葉はなんですか?」
私にそう尋ねてくださいました。
色紙を入れるための
何の変哲もない
茶色のクラフト紙製の袋に、
好きな言葉を書きますよ、と。
私は
「愚直」を
リクエストしました。
そして、
「余白のどこかに
8分音符のマークを
入れてください」と
お願いしました。
「くま」さんからは、
「愚直」という熟語や
8分音符のほかに、
「ぶち一生懸命なブサイクに
勝るものなし。」という
細筆で書かれた言葉を
加えていただきました。
「くま」さんからは
プロフの印刷物もいただきましたが、
広島修道大学の御出身であると書かれていました。
広島修道大学というのは、
広島市内・・いまでは学究都市ゾーンになっている
安佐南区大塚にある、
私立の伝統校です。
「修大」と呼んでいます。
演劇部の活躍は有名で、
修大御出身のかたたちが
結成した劇団が、
広島の市民演劇シーンを支えているようなことも
以前聞いたことがありました。
この春、南区民文化センターで
修大演劇部OBのかたたちが、
「郵便配達夫の恋」を上演なさっていました。
そして、
学内には
吉田拓郎さんの歌碑があります。
拓郎さんの母校が、
修大の前身である、
広島商科大学なのです。
かつて、
おいちゃん(南こうせつさん)や山本コウタローさん、
大友康平さんなどが毎年開催なさっていた音楽イベント、
「広島ピースコンサート」の第一回は、
コンサートホールでの開催ではなく、
修大のグラウンドで開催されたような記憶が
うっすらとあります。
広島における
芸術・文化の発信・興隆の
基盤となる
ひとをはぐくむ場所。
感性をそだてる場所。
「くま」さんもまた
そうした伝統のある学び舎から巣立った人材のおひとりです。
「くま」さん。
ほんまに、ありがとね。ありがとうございます。
生きることそのものが
ブサイクじゃったりするんよね。
それを卑下せんでもええんじゃと
思えたことが
ぶちうれしかったし
ありがたかったです。
=久しぶりにきょうの1曲=
「
いつか」。
山下達郎氏の楽曲です。
私は達郎氏のオリジナル以上に、
西城秀樹さんがかつてライヴで歌っていらしたものが好きです。
♪SOMEDAY SOMEDAY SOMEDAY
ひとりじゃなくなり~
秀樹さんといえば、
「BOMBER」(♪ビ~ルのた~にまへと~~ 滑り込んでゆくような~~)
あの曲もライヴでカヴァーなさっているんですよね。
しかもかなりお若い頃に。
吉田美奈子さん作詞・山下達郎氏作曲の
ファンキーなあの曲を。
音楽的に幅広なかたですよね・・。