乗鞍高原・上高地情報

乗鞍高原と上高地の四季の自然の姿を現地に滞在するガイドが紹介します。

ご来光

2011-03-09 22:50:07 | 乗鞍情報

もっさんです

おひさしぶりのブログ出現!

今回もひるがのから、乗鞍へ助っ人です

最近、身内からはひるがのにマネージャーが居ないと苦情をもらっていたりして・・・

でもねぇ、こんなご来光が見れるツアーなんだもの

みねちゃんを助けるなんて、大義名分が立つなら行くしかないでしょ!(笑)

位ヶ原山荘横から見るご来光

神秘的です!

古代の人々は、太陽は毎日夕方に死に、朝に復活すると考えていたらしく

朝日にまつわるいろんな風習になったらしいです

「朝日とともに新しく生まれ変わる」

それが、朝日にまつわる風習の共通したテーマです

新年の始まり、元旦に初日の出を見に行くなんて、まさにそれ!

新年とともに新しい自分に生まれ変わるために、その年最初の朝日を浴びに行くんです

一説には、鏡餅のうえのみかんは太陽をあらわし、

山頂から朝日が上がる様子を模したものとか・・・

 

ちなみに世界中には「山岳信仰」といって、山を聖地にしたり、山そのものが信仰の対象だったりします

日本もその「山岳信仰」の文化を持っているんですが、他の国々とちょっと違うんです

ほとんどの「山岳信仰」は、信仰の対象の山は立ち入り禁止です

ところが、日本だけは信仰の対象の山に登りたがるんです

富士山、立山、白山・・・

有名な霊山は古くから登山道が発達しました

んで、霊山に登ったらどうするかって言うと、「朝日」を拝むんです

つまり、日本では「霊山の上から見える太陽」こそがホントの信仰対象なんですね

この文化は、まだアイヌの人々が本州にいる時代に定着したらしく、

日本中にある「アサマ」という地名は、アイヌ語で「朝日を拝む場所」という意味らしいです

 

そんな文化を今も引き継ぐ現代日本人

山でご来光を見たがるのは、まさに日本人の性(さが)なんでしょうね

 

 

で、肝心のツアーの様子はと言うと、もう写真を見てください

遠方の山々を背に歩く

急登の疲れも、景色を見れば吹き飛びます

ピーカンとはこのことを言うんです

空が青黒い・・・その黒さに、空の向こうにある宇宙を感じる

そんなすばらしい天気でした

 

カーブミラーもこの通り

雪の季節にしか見られない光景です

お客さんも苦しいはずなのに、回りをみれば笑顔になってしまう

 

他にも穂高の山々も見れたりしましたが、それは皆さんの目で直接確かめてください!

これから天気も安定しますし、ご来光ツアー

ねらい目ですよ

 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 (SpringBank)
2011-03-11 21:50:38
お久しぶりです。
ちょくちょく乗鞍高原にはいらっしゃっているのですね。
また乗鞍にお越しの際にはご来店ください。
久しぶりに会って、いろ~んな話がしたいですね~。
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