台風が接近しておりますので渡船屋さんも色々と作業がございましょうから、自主的に2時くらいに納竿予定にしての釣行です。
今回は、ダンゴ無しで粒サナギと丸貝のみをウスイ釣具店さんで購入しました。
青井の筏は、吉田の筏に比べて水深と流れがあります。
粒サナギを上撒きしても、ポイントを作りにくい為、本来はダンゴがある方が釣りやすい場所です。
これはこれで、何か得るものがあるかも知れないので、あえてダンゴは買いませんでした。
朝イチに筏に着いているイガイを少し採って、米粒くらいのを撒いておいてからタックルの準備をしました。
小さいイガイに針を刺して落とし込んでみましたが反応がありません。
少し大きめのイガイに交換してみましたが無反応です。
採ったイガイの中で一番大きいイガイに針を刺してみましたが、6号針がメチャクチャ小さく感じます。
いつもは7号の針を使いますが、事前に船頭さんよりイガイがまだ小さいと聞いていましたので、ワンサイズ落としてみました。
「これに食いついても中々針まで辿り着かんなぁ~」と、心の中でつぶやきながら落としてみましたら、着底すぐにコツンときました。
「ヤバイ・・・・」
メチャクチャ嫌な予感がします。
そ~~っと回収しようとしたら、イガイを咥えて引っ張ってきます。
そのまま穂先をゆっくり降ろしていきイガイが海底に着底したと同時にコツコツ始まりました。
引っ張られて穂先がモタレテいきます。
「まだ、、まだ、、しかしヤバイなぁ~」
ずっとアワセずに我慢しておりましたが、穂先がオモイッキリしなったところで、、「えーーい、、ヤケクソ!!」と、、フルスイングでアワセました。
ガツンっと綺麗に合ってくれました。
チヌが左へグゥ~~ンと突っ込んでいきます。
「バカめ、、この竿は簡単には・・・・」
心の中でのつぶやきが終わらないうちに、痛恨のスッポ抜けです。
「・・・・・、、終わった。」
3投しかしていないのに、この瞬間に今日一日の釣りの終わりを予感させられてしまいました。
朝イチの良型の底バラシは、、筆者の経験上、舞鶴では致命的です。
時間ばかりが過ぎていきますが、アタリがサッパリありません。
アタリがない理由は他にもあります。
向かい側の牡蠣筏で、牡蠣の収穫と掃除を漁師さん?が黙々としてはります。
このテリトリーの名だたるチヌ共は、あの筏の下に集結していると思われます。
「ど~~しよ~~~??」
ダンゴは無いし、手持ちのエサでチヌを寄せる手段が浮かんできません。
ひたすらサナギを針に刺して落とし込んでみますが、無駄な抵抗感バリバリです。
12時なったトコロで、牡蠣の掃除作業を中断して漁師さんの船は昼食に帰って行きました。
「ヨッシャーー!!」
今しか釣れる機会は訪れないと思い、、筏のフロートに着いているイガイを採りに行って上撒きしました。
サナギも、チビチビ撒きます。
潰した丸貝も、たまにポツポツ撒きます。
潮が流れていようが関係ありません。
着底ポイントを多少考慮し、潮上に上撒きしていきます。
向かい側の筏の下にいるチヌは、捕食スイッチが入っているハズです。
この時点で大切なのは足元にポイントを作るコトを意識するのではなく、「あの辺からもパラパラ美味しそうなモノが落ちてきよる」と、チヌに気づかせるコトだけなのです。
6時間以上アタリがないから、このような一見つまらないと思えるチャンスにもモーレツに賭けている訳です。
ダンゴが無く持ち駒が無いので、やってみるしかない訳です。
イガイをパラパラ、、サナギをチビチビ、、丸貝をポツポツ、、その間には頻繁に回収しながら、針に刺したイガイ・サナギ・丸貝を落とし込んでいきます。
忙しなく撒き餌とサシエサのローテーションをしていますと、突然サナギが着底と同時にコツっときました。
泣きそうです。
ツツツツ、、コツ~~ンで、超鬼アワセです。
けっこう重みのある引きです。
良型の魚影を見た瞬間、、ほっとしました。
タモに納めた時に、緊張が解けて何とも言えない脱力感がやってきて、「も~~無理、、帰ろう・・・」と思いました。
ここから5投ほどしたトコロで、牡蠣の収穫作業の船がやってきたので力尽きて納竿しました。
釣果=必死のヨンパッチcm
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