以前、東京で警備員やっていたときのネタです。
私がいた警備会社は、メールで夕方近くになって翌日の現場の指令が入って来ていたのですが、場合によっては入って来ない日もありました。 ですから、毎月家計は崖っぷちでした。 まーある程度貯まったら海外放浪に旅発ちたくなってしまう病気も悪かったのですが、まーホント、毎月家賃(25日まで振込)を入れるたびにホッとしていました。
ある時など、家賃を入れたは良かったものの電気料(月平均3000円前後)を入れるのに、東京の3大手銀行(東京三菱UFJ、三井住友、みずほ)の通帳5冊を引っ張り出して残高を調べてもナント ”500円” もなく、仕方なく金利がバカ高いクレジットのキャッシングで凌いだこともありました。
中身は無くとも口座だけは、バイトや派遣の関係で大手3行のを作らされた事があったので5冊もありました。 あとは家賃の振込のために横浜銀行がありました。
横浜の生活にはまったく不満は無かったのですが、あともうチョイお金に余裕があったらなーと思い返しています。 とあるツアーで知り合った、とある会社の女性取締役の方から、 『オガッチって素直だから神さまには愛されていそうだけど、残念ながらお金の神様には愛されていないみたいね』 と皮肉なお褒めかどうか分からないお言葉を頂きました。
まーそれはともかく本題に入りたいと思います。
横浜での生活は確かにビンボーでしたが働く場所は時折、超高級住宅街に行く事がありました。 典型的なのが南麻布の大使館街や自由が丘とかでした。
でもひとつ傑作だったのが、私が大学を卒業して一番最初に就職した会社の工事現場に派遣に行った時でしたね。 その時、電車の踏切近くの住宅街の水道管の工事の警備をやったのですが、その時の話です。
現場の監督さんから 「この辺の人はお金持ちが多いから対応にはくれぐれも注意して下さい。」 と念入りに頼まれて、皆バラけて行ったのですが、私はその時、かなり高級そうな家の前の警備をやっていました。 そして、しばらくして黒のベンツがやって来たので誘導したのですが、どうやらその家の住人らしく、家の前で一回止まりました。
で、車(ベンツ様)の窓からバックで車庫に入る仕草をされたので顔を見ると・・・・・・
ロングヘアーのウェーブかかった ✩超美人のセレブ様☆彡 が、会釈してこちらへ入りたいと黒の革手袋で指をさしていらっしゃるのです!
いやーあまりの美貌に思わず見とれてしまいました。
その後、あまり運転は慣れていらっしゃらないのか10回ぐらい切り返してやっと車庫に車をお入れになられました。 その間じゅうずっと見とれておりました。 いやーさすが自由が丘のセレブ! と唸らされました。 他の警備員も 「いやーさすが東京を代表する高級住宅街、自由が丘のセレブは美人だねー」 とうなっておりました。
黒のベンツに関してはもういくつかネタがありますので、後日アップしたいと思います。
失礼します。
本日の写真は霧島神宮のモノです。