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田舎志向

2006-09-02 08:41:16 | ビジネス
 今朝の日本経済新聞に次の内容の記事が載っていた。

 軽井沢の人口が前年比より6%ほど増えていて、首都圏からの移住の人が多いと。

 新幹線の定期を買い(月12万円)、1時間かけて東京の会社に出勤するのだそうだ。通勤費は確かに高いが、都会で住んでたときには得られなかった自然に溶け込む満足感が心を癒してくれる。という内容が書いてあった。

 確かに先日の都道府県の「どこに住みたいか」いうアンケートでも、1位が北海道、2位が沖縄、その後の順位でも地方都市が上位にランクされていた。

 地方でも全国チェーンの店舗などが進出し、生活するだけなら何不自由しなくて済むことが地方都市への人気が高まっているのかもしれない。

 その日経の記事の中で軽井沢に定住を決めた方で、住宅を建てるときに大手ハウスメーカーではなくて、地元の設計士さんと工務店さんにお願いして建てた話が載っていた。

 その理由は、その地方の気候や湿度、積雪量を詳しくわかる人でなければ、いくらデザインが良くても、いくらいい材料、設備を使ってもいい住まいを作ることが出来ないとその人は感じたそうだ。

 秋田でも海沿いの秋田市や能代市とは違い、内陸部の北秋田市や大館では全く家の造り方が違うのを普通の人は知らない。

 金額が高い、安いの話だけではなく、そこに根付いた設計士や工務店に自分の住宅に対する考え方や思いを専門家に託し、とことん話し合うのが、住宅を建てるときの失敗しない秘訣だと思う。

 これからも、地方都市や田舎の人気が高まってくれればいいなと思います。