3月23日、INAX上野緑工場・伊賀上野工場へ行って来ました。
目的は、①発表前の新商品を確認すること。②ユニットバスやタイルがつくられる過程を見学すること。そして③入浴体験すること。です。
カタログを見たり、説明を聞いたり、実際に商品を確認しても、実際に使ってみないとわからないことってたくさんありますよね。
まさに「百聞は一見にしかず」。体感はこれに勝るるものなり。
実は、昨年自宅を改装したので、ハチセの標準的な仕様は体感することができています。
トイレ・洗面化粧台・ユニットバス・・・。
では、アップグレードをすることによってどれほどの満足感が得られるのでしょうか。
そのあたりの内容が、体験に基づいていないため、薄っぺらな提案しかできずにいました。
以前から、体験したいということは、しつこい程言っていましたが、今回ようやく叶うことになりました。今日はその体験レポートを公開します。
工場には「みどころ」という体験スペースが併設されており、そこに3台のユニットバスが設置されていました。
まず、最初に入浴したのがLukinar(ルキナ)の新バージョン(4月1日発売)。
ここでは、今回新仕様として登場する①オーバル浴槽と②プッシュ水栓を体験しました。
①オーバル浴槽
従来からPCX、PRECIOなど、その他のシリーズで搭載されていたオーバル浴槽とは異なり、洗い場側への出幅を控えめにしながらも、入浴中の肩まわりのゆったり感は守られています。こちらのオーバル浴槽は、従来のベンチ付き浴槽の後継品となるため、半身浴のできるベンチ付きタイプです。
実は、この「ベンチ」について、あまり良いイメージはありませんでした。
接客する中でも、半身浴にゆったりとした時間を掛けられるご家庭は稀で、「肩までしっかりつかりたい。」という要望の方が多いように感じます。
私も、理想としてはあるものの、日常に半身浴を取り入れられるほど優雅な生活は送れず・・・。そうなると、ベンチは非常に邪魔な存在になるというわけです。
ところが、実際に入浴してみてびっくりしました。
ベンチの上に足を上げることが思った以上に、いえ、全く苦にならなかったのです。
ショールームなどで、水の張られていない浴槽で体験すると、おそらく「足を上げるのはしんどいなぁ」という感想を持たれるでしょう。しかし、水を張ると浮力が働くため、全く苦痛なく入浴することができるのです。
しかも、身長160cmの私の場合、姿勢良く座ると、ぴったりベンチの手前で身体が納まります。浴室内は、家庭内事故の起こりやすい空間だということは、周知の通りです。お年寄りや小さなお子様のおられるご家庭には、ぜひオススメしたい商品です。浴槽内で身体を安定させやすい内寸956mm。
②プッシュ水栓
一言で言って、使いやすいです。
シャワーヘッドで、入・切を操作する「スイッチシャワー」をおすすめしていましたが、これがあれば、その必要もないように思います。
手が泡だらけでも、シャンプー中で目を閉じていても、「ポン」と押すだけで吐水も止水も簡単です。
シャワーと吐水が別々のボタンなのも便利ですよね。
湯量は2分されてしまいますが、同時に吐水することだってできます。
お掃除の時に、誤ってシャワーから水が降ってきた。なんていう経験ありませんか?
この水栓なら、そういった心配はなさそうです。
流量調節は、ジョグダイヤルだから、軽いタッチで細かい調節もできます。
次に入浴したのが、PRECIO(プレシオ)。
ここでは、①鏡埋込サーモ水栓、②お湯の温度がひと目で分かるルミナスサーモ、③迫力の大画面浴室テレビ10型を体験しました。
①鏡埋込サーモ水栓
個人的には、プッシュ水栓の方が使いやすいなぁ。と思ったのが正直なところです。ただ、見た目はとてもかわいいと思います。
②ルミナスサーモ
(そういえば、発売当初に説明してもらったことがあるなぁ。)と、体感して思い出したのがこちら。お湯に触れなくても、適温かどうかがわかる優れもの。納得。
③大型テレビ10型
まさに、ぜいたくな一品。最近では標準仕様ともなりつつある浴室テレビ。ハチセの新築住宅も、物件によっては仕様に加えられます(6型の方ですが・・・)。
搭載されてるだけでも十分贅沢ですが、やはり比べると10型の大きな画面に臨場感あふれるサウンドが体験できました。
最後が、INAXの最高級グレードとしてすっかり有名なj-bath。こちらのシリーズは、オプションという概念がなく、思いつく限りの仕様が盛り込まれた浴室空間です。
その中から特に、①ヒーリングライトⅡ、②アクアジェット、③あわリズム、それから④イデアトーンのラウンドワイド浴槽についてレポートします。
①ヒーリングライトⅡ
室内の明るさを抑え、浴槽内に7色の光をゆったりと満たすヒーリングライト。好きな色に設定することも、グラデーションとして数秒ごとに切り変わるようにすることもできます。このシステムは、想像以上にゆったりと楽しむことができます。
また、水中照明をOFFにして、ダウンライトを調光してやさしい光の中で入浴することもできます。日常の中で、非日常な時間を体験できる。といったところでしょうか。
②アクアジェット
③あわリズム
すでに、3台目の入浴体験になる私は、すっかりポカポカになっていました。
その上に体験するこれらのアイテムは、ちょっとしたバツゲームのような感じさえします。
ジェットバスは、銭湯などで体験されている方もたくさんおられるでしょうから、その効果はみなさんの知るところです。私の場合、血行があまりよくないので長時間、強い水流を浴びると、かゆくなったりします。
個人的には、あわリズムが好きです。
本当に、身体の芯から温まります。重ねて、3台目の入浴になる私は、その後、汗が止まらなくて、なかなか洋服を着ることができませんでした。
④イデアトーンのラウンドワイド浴槽
人造大理石の中でも最高グレードをほこるイデアトーン。
その透明感の美しさといったら、やはり、高いだけの価値はあります。
ヒーリングライトを搭載するなら、ホワイトがオススメ。とてもきれいに幻想的な空間を演出してくれます。
浴槽のゆったり感は、この上ない広さです。たいそう水道代もかかることでしょう。
夫婦+小学生(低学年)の子ども二人くらいの家族なら、家族全員で入浴できてしまいそうです。
さて、なかなか机上ではわからない実体験に基づく知識。
この経験をもとに、今まで以上に現実味のあるご提案に繋げることができると思います。
INAXのスタッフの皆様には、細部まで行き届いた準備と手配を頂きました。
この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。
次回はぜひ、「シャワー・ド・バス」を体験してみたいです♪
目的は、①発表前の新商品を確認すること。②ユニットバスやタイルがつくられる過程を見学すること。そして③入浴体験すること。です。
カタログを見たり、説明を聞いたり、実際に商品を確認しても、実際に使ってみないとわからないことってたくさんありますよね。
まさに「百聞は一見にしかず」。体感はこれに勝るるものなり。
実は、昨年自宅を改装したので、ハチセの標準的な仕様は体感することができています。
トイレ・洗面化粧台・ユニットバス・・・。
では、アップグレードをすることによってどれほどの満足感が得られるのでしょうか。
そのあたりの内容が、体験に基づいていないため、薄っぺらな提案しかできずにいました。
以前から、体験したいということは、しつこい程言っていましたが、今回ようやく叶うことになりました。今日はその体験レポートを公開します。
工場には「みどころ」という体験スペースが併設されており、そこに3台のユニットバスが設置されていました。
まず、最初に入浴したのがLukinar(ルキナ)の新バージョン(4月1日発売)。
ここでは、今回新仕様として登場する①オーバル浴槽と②プッシュ水栓を体験しました。
①オーバル浴槽
従来からPCX、PRECIOなど、その他のシリーズで搭載されていたオーバル浴槽とは異なり、洗い場側への出幅を控えめにしながらも、入浴中の肩まわりのゆったり感は守られています。こちらのオーバル浴槽は、従来のベンチ付き浴槽の後継品となるため、半身浴のできるベンチ付きタイプです。
実は、この「ベンチ」について、あまり良いイメージはありませんでした。
接客する中でも、半身浴にゆったりとした時間を掛けられるご家庭は稀で、「肩までしっかりつかりたい。」という要望の方が多いように感じます。
私も、理想としてはあるものの、日常に半身浴を取り入れられるほど優雅な生活は送れず・・・。そうなると、ベンチは非常に邪魔な存在になるというわけです。
ところが、実際に入浴してみてびっくりしました。
ベンチの上に足を上げることが思った以上に、いえ、全く苦にならなかったのです。
ショールームなどで、水の張られていない浴槽で体験すると、おそらく「足を上げるのはしんどいなぁ」という感想を持たれるでしょう。しかし、水を張ると浮力が働くため、全く苦痛なく入浴することができるのです。
しかも、身長160cmの私の場合、姿勢良く座ると、ぴったりベンチの手前で身体が納まります。浴室内は、家庭内事故の起こりやすい空間だということは、周知の通りです。お年寄りや小さなお子様のおられるご家庭には、ぜひオススメしたい商品です。浴槽内で身体を安定させやすい内寸956mm。
②プッシュ水栓
一言で言って、使いやすいです。
シャワーヘッドで、入・切を操作する「スイッチシャワー」をおすすめしていましたが、これがあれば、その必要もないように思います。
手が泡だらけでも、シャンプー中で目を閉じていても、「ポン」と押すだけで吐水も止水も簡単です。
シャワーと吐水が別々のボタンなのも便利ですよね。
湯量は2分されてしまいますが、同時に吐水することだってできます。
お掃除の時に、誤ってシャワーから水が降ってきた。なんていう経験ありませんか?
この水栓なら、そういった心配はなさそうです。
流量調節は、ジョグダイヤルだから、軽いタッチで細かい調節もできます。
次に入浴したのが、PRECIO(プレシオ)。
ここでは、①鏡埋込サーモ水栓、②お湯の温度がひと目で分かるルミナスサーモ、③迫力の大画面浴室テレビ10型を体験しました。
①鏡埋込サーモ水栓
個人的には、プッシュ水栓の方が使いやすいなぁ。と思ったのが正直なところです。ただ、見た目はとてもかわいいと思います。
②ルミナスサーモ
(そういえば、発売当初に説明してもらったことがあるなぁ。)と、体感して思い出したのがこちら。お湯に触れなくても、適温かどうかがわかる優れもの。納得。
③大型テレビ10型
まさに、ぜいたくな一品。最近では標準仕様ともなりつつある浴室テレビ。ハチセの新築住宅も、物件によっては仕様に加えられます(6型の方ですが・・・)。
搭載されてるだけでも十分贅沢ですが、やはり比べると10型の大きな画面に臨場感あふれるサウンドが体験できました。
最後が、INAXの最高級グレードとしてすっかり有名なj-bath。こちらのシリーズは、オプションという概念がなく、思いつく限りの仕様が盛り込まれた浴室空間です。
その中から特に、①ヒーリングライトⅡ、②アクアジェット、③あわリズム、それから④イデアトーンのラウンドワイド浴槽についてレポートします。
①ヒーリングライトⅡ
室内の明るさを抑え、浴槽内に7色の光をゆったりと満たすヒーリングライト。好きな色に設定することも、グラデーションとして数秒ごとに切り変わるようにすることもできます。このシステムは、想像以上にゆったりと楽しむことができます。
また、水中照明をOFFにして、ダウンライトを調光してやさしい光の中で入浴することもできます。日常の中で、非日常な時間を体験できる。といったところでしょうか。
②アクアジェット
③あわリズム
すでに、3台目の入浴体験になる私は、すっかりポカポカになっていました。
その上に体験するこれらのアイテムは、ちょっとしたバツゲームのような感じさえします。
ジェットバスは、銭湯などで体験されている方もたくさんおられるでしょうから、その効果はみなさんの知るところです。私の場合、血行があまりよくないので長時間、強い水流を浴びると、かゆくなったりします。
個人的には、あわリズムが好きです。
本当に、身体の芯から温まります。重ねて、3台目の入浴になる私は、その後、汗が止まらなくて、なかなか洋服を着ることができませんでした。
④イデアトーンのラウンドワイド浴槽
人造大理石の中でも最高グレードをほこるイデアトーン。
その透明感の美しさといったら、やはり、高いだけの価値はあります。
ヒーリングライトを搭載するなら、ホワイトがオススメ。とてもきれいに幻想的な空間を演出してくれます。
浴槽のゆったり感は、この上ない広さです。たいそう水道代もかかることでしょう。
夫婦+小学生(低学年)の子ども二人くらいの家族なら、家族全員で入浴できてしまいそうです。
さて、なかなか机上ではわからない実体験に基づく知識。
この経験をもとに、今まで以上に現実味のあるご提案に繋げることができると思います。
INAXのスタッフの皆様には、細部まで行き届いた準備と手配を頂きました。
この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。
次回はぜひ、「シャワー・ド・バス」を体験してみたいです♪