市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

選挙モード全開の岡田義弘・安中市長の来年4月に向けたチラシ戦略(その5)

2009-12-26 20:55:00 | 困ったちゃん岡田義弘・元市政
■安中市土地開発公社の理事長を兼務している岡田義弘安中市長は、来年4月11日投開票の安中市長選への2期目の出馬が取りざたされています。このため、例年より早く、今年の9月13日を手始めに、これまでに、9月25日、10月18日、11月23日と、毎月平均1回以上のペースでチラシを新聞折込しています。

 11月24日のブログ記事で、当会は、「毎月1回程度のペースのようなので、次回は、12月23日の天皇誕生日の祝日か、その前後の日曜日あたりが予想されます。12月25日は群馬銀行へのあらたな今後10年間の和解金支払いの第1回目にあたるので、タゴ事件の真相に触れたチラシ記事が執筆されるかどうかが、注目されます。」と占いました。すると、12月23日の天皇誕生日に、岡田義弘後援会の名前で、第148号のチラシが新聞折込みされ、当会の予想は的中しました。赤字は、前回と同じ部分を示します。


岡田義弘後援会事務所と駐車場。大手組の協力を得て水田に、野殿ヒヤ坂の市道改良工事で出たカドミウム汚染の土を大量に埋め立てて農地法無視で造成。県道とは用水路を隔てていたため、裏にある狭い農道を隣接道路と偽って建築基準法の認可を不当に取得。なんでもありの群馬県政と安中市政のシンボリックな施設。
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No.148号〔よい風〕
税金のムダづかいを断つ!!
(1)平成21年12月23日(水)
Y.O 新時代のニューライト OKADA A MAN YOU CAN TRUST
岡田義弘後援会 季刊誌編集部
安中市安中4272番地
TEL 027-382-7798
FAX 027-382-2061


新生安中の魅力を発信する岡田よしひろ!!
歴史ある豊かな最先端産業の集まる街をつくります。
“若人の頭脳流出防止策には不屈の精神力で目標に向かって東奔西走”

一、県下唯一(全国でも稀)一回について千円市単独助成します。
 新型インフルエンザのワクチン接種全市民の皆様を対象に9880万円予算措置。
(予防接種を受ける際、初回3600円、二回目2550円の接種料から、それぞれ千円が差し引かれます。)
二、子育て応援手当て支給について
 去る10月11日の市広報紙で全家庭にお知らせしました子育て応援手当てを支給します。
 理由、議会の議決は支給について安中市が国に連帯保証をしたこと。
「国の方針・情勢が変わったから執行しないというのでは行政の信頼を失う」ことになります。

安中市長岡田義弘

<年末のご挨拶>
 御一家皆様にはお変わりございませんか、お伺い致します。
 本来ですと私、岡田が直接お目に掛かって年末のご挨拶と市行政のご報告をすべきところですが、24時間フルタイムという気持ちで職務に打ち込んでいますので、紙上にての年末のご挨拶をお許し賜りたいと存じます。
 さて、県内高校生の就域内定率が昨年同期より17.5%低い45.4%で50%を割り込んだことが、群馬労働局の調査結果で明らかになりました。
 「今後も厳しい状況が見込まれる」と労働局の見方が支配的です。
また、日本の経済情勢は、来年には2番底が来ると分析する経済学者の声が次第に大きくなりつつあります。
就職が決まらないまま卒業を迎える学生が出ることになるのでは…と心配しています。
他方、平成21年10月20日に発表された国内の貧困率は、遂に15.7%に達して戦後最悪で、深刻の状況になりました。
岡目よしひろは子供たちに夢を。
学生みなさんの本当の幸せを考えて、今後も引き続き全力を尽します。
今後も変わらざるご指導ご鞭捷を賜りますよう、お願い申し上げます。
貴家皆様方のご健勝で越年されますようお祈り申し上げ年末のご挨拶と致します。
 平成21年12月23日
  安中市長(庶民代表)岡田義弘

<公人は滅私の精神で職務に全力の岡田よしひろ!!>
 いま「税金の無駄遣い」を断つために「大ナタ」の効果を次につなげるため、信頼される仕組みの道を開き「無駄とは何か」行政の見過ごす風潮をなくす庁内議論を深めてきました。
 「不透明」から「透明」な行政改新の流れを止めないでください。市財政の健全化と安定は行政根幹の原点ですし、市民の皆様に不利を隠す行政には「ノー」を市民力で。

<行政の真実を伝える庶民代表の岡田よしひろ!!>
 市民情様の困窮を知り、実態を知った上で改新を進め、過去との「静かなる決別」は市長の仕事であり行政の真実を伝え「死にものぐるいで無駄とは何か」市の将来をかけて大きな判断をしています。また、市長には、ものを決めていくときの細心の配慮と「ダイナミックな決断」「税金のムダ遣いを断つ」ために、捨て身の気力で財政を根底から考え直すことが責務です。
新生安中の市民皆様「勇気ある脱古改新」は「行政の透き間を埋める政策」で水や肥料を与えずに収穫できるのです。

<市民皆様の目線で市長公用車廃止!!>
 岡田よしひろは、首長に就任と同時に財政健全化のために、自ら市長公用車(3,000cc)廃止売却、市長の通勤手当廃止などを即実行しました。(スウェーデンには運転手付きの公用車は一台もないのです。国、地方とも)
行政の「ムダ遣いを断ち」危機には、断固として「改新」を実現する「進取の心」を取り戻す考えであります。「脱古改新」は悲哀を伴いますが、それを乗り越えてこそ将来があり、大事なのは公平公正な行政の暖かい光りを新生安中の隅々まで届くようにすることです。

<世の中の所得の不平等が、いかに極端になったか!!>
 市民の皆様に身近な行政は、より住民に近い自治体が担うのが理想ですし、新生安中市は平成の大合併で規模が拡大し、行政体制も整備されてきました。地方分権で更に大きな役割を担うのは当然ですし、同時に権限に応じた責任を負うことも忘れてはなりません。岡田よしひろが、いま取り組んでいるのは「ウソ」のないオープンで誠実公正な行政、そのための「ブレ」ない筋の通った行政を養成すると共に、敷居を低くした行政に変えるため最善を尽くしています。

<行政精神を探り「たゆまぬ」歩みを!!>
 惰性に流されず、ときには非難を恐れず、批判に耐えるのが市長。私(し)を捨てて、たじろがずに立ち向かって、新しい状況に挑戦する進取の気性こそ最も重要な行政精神の基盤です。新生安中の先駆けとなるような行政改新をもって、公平公正の行政を行い、このことの市益的意義は極めて大きいのです。そこに光りを当て、明日の安心を熱意をもって語り、将来に伝えて行くために一層、行政の足元を固め直します。
市民皆様の側からも「脱古改新行政」について、意見等を出してはしいと思っています。見えないことが見えてきますし、後戻りさせないためにも「あなた」も一緒に行動してください。

<公平無私で最高の仕事をするために!!>
 更に、新生安中は安心だと公正な行政システムで納得と合意のうえに立って、更に不平等行政の是正で希望と夢が開く、わかりやすい政策論争をより進め、市民皆様の行政への関心をもっと喚起することが最も大切です。
 そして市民皆様からの行政に対し「信頼」を得るために、愚直かつ不断の努力(説明責任・情報開示)を重ねていくことによって、行政事業の高い政策品質を追求し続けることができるのです。行政事業を支えているのは、すべての市の部局の現場です。

<新芽の実感を持つ行政現場へ!!>
 岡田よしひろは、これまで出来る限り現場に足を運び実態を把握して、行政現場の必要な声や意見は、しっかりと吸い上げる現場重視の姿勢を堅持しています。
新生安中の明日・将来を考えて、好機を逃さない為にも「あなた」も一緒に行動してください。その行動を通じて、岡田よしひろはあなたの友人になれることを誇りに思っています。
同時に行政・世の中は全て鮮明でありつづけたいです。新生安中の選択は密室の取引きを排し公開の透明性の高い行政継続こそ市民力です。

<新しい都市行政の姿を示す!!>
 岡田よしひろは透明性の高い行政の扉をひらき元気な新生安中をつくる、そのためには.身をささげる覚悟です。
「市民が主人」行政の向かうべき方向を示しつ新しい市行政」へ変えていく好機です。また、あたりまえのことを問い直してみると新しい価値の発見の契機にもなります。
「あやふやな時代」でリーダーシップを発揮する岡田よしひろは、これからも行政の透明性を一層高めるため「善政競争」を盛んにして、健全都市トップを目指した庶民改革を着実に進めます。

<根の張った都市行政になるには!!>
 激変した社会に市町村が追いつかなくなった行政を、驚くべき「勇気と気骨を持ち」「確固たる信念と指導力を持つ」岡田よしひろで新しい安中行政が見えてきました。

 99パーセントの努力を怠れば発言と政策に味がない「閉塞行政はノー」です。
公開行政で是非「訪れてみたい、住んでみたい」と思っていただける街、新生安中を築くためにキャンドル精神で職責をかけて最高の仕事をするため、死にもの狂いで取り組んできました。
さらに来年も一身を賭して仕事する決意です。

<<市民の市民による市民のための秩序ある行政を創るため広い視野と構想力が今ほど「行政」に問われている時はないのです!!>>

<こんなに借りて大丈夫か、失敗は許されぬ財政体質!!>
 市財政は取り加えしのつかない状況に陥る、全市民の皆様も、こうした借金の怖さ(夕張市の破綻は余所事ではない)を知ってください。
 安中市の財政は想像以上に腐っていた。
 平成18年4月24日 岡田義弘 市長就任
○平成18年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 280億円
 平成18年度一般会計歳出決算額 202億3907万9千円
○平成19年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 262億円
 平成19年度一般会計歳出決算額 207億3119万円
○平成20年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 240億円
 平成20年度一般会計歳出決算額(見込み) 207億7537万円
○平成21年4月1日現在の借金(債務負担含む) 残高 227億円
 平成21年度当初予算額 229億7600万円

 財政が破綻したら何を言っても無理です。先送りする余裕はありません。
借金漬けの行政から脱出するために、庶民代表の岡田よしひろは職責をかけて最高の仕事をするため死にもの狂いで取り組んできました。

<国が興るのも滅びるのも、町が栄えるのも衰えるのも、ことごとく人にある。 小林虎三郎先生の言葉です。>

 併せて、安中市行政の質の高まりを証明し、実体験をして意識が変わったからだと思うと同時に市行政の原点を問い直してください。

安中市長(庶民代表)岡田よしひろ

<政策報告>
◎市民皆様と行政をつなぐ政策を実行!!
 歯をくいしばって
  身を粉にして
   耐えがんばっている
 市民の皆様が安心できる
  新生安中市をつくります。
○保育園児第3子から保育料の無料化を実施   平成18年4月から
○市長の通勤手当を廃止   平成18年5月から
○市長(公用)車(3000CC売却)廃止   平成18年5月から
○保健予防対策・個人検診導入実施   平成18年6月から
○市役所内に手話通訳者配置を実施   平成18年7月から
○市内全小・中学校の全教室に扇風機を完備   平成18年8月から
○市長交際(350万円)費公開   平成18年10月から
○夜間小児救急診療所開設   平成18年10月から
 ・診療日時:毎週水・木曜日
       午後7時30分~午後10時30分
 ・診療科目:小児科
 ・担当医師:碓氷安中医師会
 ・協力団体・碓氷安中薬剤師会
 ・場  所:公立碓氷病院
○市民課窓口サービスを午後6時まで延長実施   平成18年10月から
○幼稚園児第3子から保育料の無料化を実施   平成19年1月から
○指定ゴミ袋一枚大20円を10円に、小14円を5円に値下げ実施   平成19年4月から
○水道使用一時中止した場合、基本料金徴収する事を廃止   平成19年2月から
○障害者控除対象者認定書の発行を実施   平成19年2月から
○中学卒業まで入院費無料化実施   平成19年4月から
○幼稚園・保育園へ同一世帯二人一緒入園の場合保育料50%免除実施   平成19年4月から
○健康大学開校(市役所内)   平成19年6月から
○市内全小・中学校へAED(半自動除細動器)配置   平成19年7月から
○住宅新築に道路後退用地寄付者へ面積に応じて報奨金交付   平成19年10月から
○特定行政庁(市役所内・建築確認申請可)設置   平成19年10月から
○小学3年生まで通院医療費無料化を実施   平成20年4月から
○妊婦さんの検診6回までの助成実施(12市中最高の措置)   平成20年4月から
○不妊治療費の助成実施   平成20年4月から
○緊急雇用・経済対策を決定即実施   平成21年1月から
○出産育児一時金を35万円から38万円に増額実施   平成21年1月から
○「高齢者等配食サービス」を週3日から5日に拡充実施   平成21年4月から
○一般住宅耐震診断(1000円のみ)実施   平成21年4月から
○100歳からの高齢者医療費無料化(全国初)実施   平成21年4月から
○小学6年生まで通院医療費無料化を実施   平成21年4月から
○地区公会(住民センター)建設補助金80万円を300万円に増額実施   平成21年4月から
○全国唯一建築確認申請手数料(1.1~2.7倍)引き上げ凍結   平成21年7月から
○中学卒業まで通院医療費無料化実施 平成21年10月から
○太陽光発電装置最大(1kw7万円)20万円補助実施(11月から売電は24円から48円に) 平成21年11月から
○県下唯一新型インフルエンザワクチン接種費1人1回1千円全市民皆様へ補助   平成21年11月から
○子育て応援
特別手当一万八千円支給実施
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■ことほどさように、岡田市長のチラシの内容は、回を追うごとに支離滅裂度を高めています。

 「歴史ある豊かな最先端産業の集まる街」……え?
 「若人の頭脳流出防止策には不屈の精神力で」……ん?

<年末のご挨拶>
 この項では、県内労働局の調査を例に、「県内高校生の就域内定率が45.4%」で、「来年には経済不況の2番底が来る」として、「就職が決まらないまま卒業を迎える学生が出ることになるのでは」と岡田市長は心配し、今年10月20日に発表された「国内貧困率は、遂に15.7%に達し戦後最悪の状況になった」が、岡田市長は「子供たちに夢と、学生の本当の幸せを考えて、今後も引き続き全力を尽くす」と決意表明しています。来年4月に市長として2期目の信任を受けたら、縁故採用に決別して、貧しい学生を優先的に安中市職員に登用するという意味なのでしょうか。イメージだけで具体的な対策が分かりません。

<公人は滅私の精神で職務に全力の岡田よしひろ!!>
 ここで、岡田市長は、「税金の無駄遣い」を断ち、「大ナタ」の効果を次につなげるため、「無駄とは何か」と、行政の見過ごす風潮をなくす庁内議論を深めてきたと、主張していますが、毎年タゴの横領金の和解金を群馬銀行に支払うのは、なぜ「市財政の健全化と安定」に役立つのでしょうか。税金のムダ遣いと認識していないのでしょうか。岡田市長は、「不透明」から「透明」な“行政改新”の流れを止めないように主張していますが、“口利き行政”の蔓延は透明化の流れなのでしょうか。

<行政の真実を伝える庶民代表の岡田よしひろ!!>
 今回、岡田市長のチラシには、「行政改革」ならぬ「行政改新」あるいは「改新」の語句が多用されています。岡田市長にとっては、自身の市長就任は、さしずめ「大化の改新」に匹敵するようです。そして、「市民情様の困窮を知り、実態を知った上で改新を進める」ようですが、安中高校跡地にハコモノを建てるなど、1期目の公約で市民に「ハコモノはやらない」と誓ったことを忘れ、「手をつけない」と宣言したはずの合併特例債を惜しみなくつぎ込もうとするのはなぜでしょうか。
 台湾の李登輝元総統が好んで使ったスローガンでもある「脱古改新」や「過去との“静かなる決別”」では、タゴ51億円事件との決別を意識しているようですが、「捨て身の気力で」タゴ再提訴をせず51億円事件の決別を果たしたというのでは困りものです。「捨て身の気力で財政を根底から考え直すことが責務」なのに、なぜ交際費が年間350万円も必要なのでしょうか。

<市民皆様の目線で市長公用車廃止!!>
 市長公用車の廃止は事実でしょうが、代わりに自家用車をひとりで運転して、戸別訪問や企業訪問など、どこで何をしても行動記録に残らないことが、岡田市長にとっては重要なのでしょうか。一方、議会事務局には、職員OBを嘱託として二人も囲っており、議会用の公用車と運転手は、廃止する必要はないのでしょうか。

<世の中の所得の不平等が、いかに極端になったか!!>
 「“ウソ”のないオープンで誠実公正な行政」を謳いあげていますが、51億円事件について、ウソではない本当の真相をいつになったら市民に情報公開するのでしょうか。

<行政精神を探り「たゆまぬ」歩みを!!><公平無私で最高の仕事をするために!!>
 これらの項にいたっては、もはや何を言っているのか分かりません。「行政改新」で「公平公正」の行政を行うとしていますが、口利き行政からの「脱古改新」は一体いつになるのでしょうか。そして、行政への「信頼」を得るための、説明責任・情報開示について、重視する姿勢を見せながら、当会の情報開示請求に対して、なぜ「職員の通常の業務に支障がでる」という趣旨の発言が出るのでしょうか。

<新芽の実感を持つ行政現場へ!!>
 ここでは、「密室の取引きを排し公開の透明性の高い行政継続」を強調していますが、なぜ、東京ガスの高圧ガスパイプライン敷設工事について、たった一人の代表区長の同意書でよいと密約したのでしょうか。オサカベ自動車の口利き道路の異常な促進手続や、東邦亜鉛周辺の畑地の汚染土壌改良事業への異常な妨害についても、説明責任が求められています。

<新しい都市行政の姿を示す!!>
 岡田市長は透明性の高い行政を推進して、元気な新生安中をつくるために一身をささげる覚悟だそうですが、これまでのタゴ事件への対応を見ていると、一身を賭して真相解明を妨害しているように思えるのは、なぜでしょう?

<根の張った都市行政になるには!!>
 そして、とうとう、自分の事を「驚くべき勇気と気骨を持ち、確固たる信念と指導力を持つ」と自画自賛しています。最後にある文の「さらに来年も一身を賭して仕事する決意です」というのは、来年4月11日投開票の2期目の市長選への出馬表明とも受け取れます。

■岡田市長が県会議員当時、平成18年4月の合併市長選挙に出馬したときも、事実上、出馬の意向はほのめかしていたものの、正式な出馬表明は、ぎりぎりまで遅らせて、県会議員としての職に留まりました。

 そして、給与や議員年金を満額受け取ったうえで、公示直前に出馬表明の記者会見をしたことから、今回も、このまま、「出るぞ、出るぞ」と市民に思わせながら、公式な出馬表明はぎりぎりまで先送りする作戦をとる可能性があります。

 もしくは、市議会のどこかの与党会派に、自身の市長選出馬の意向について、3月ごろ定例市議会で一般質問させて新聞に報じさせることも考えられます。あるいは、議会などいつでもどうにでもあしらえると思っている岡田市長にしてみれば、それさえも面倒に思うかもしれません。

 ちなみに、安中市選挙管理委員会は、12月22日に、安中市長選の日程を、来年3月3日に立候補者説明会、4月4日告示、4月11日投開票と決めました。有権者数は12月2日現在52,402人です。

■それにしても、新聞販売店を牛耳れる(あるいは牛耳られる?)岡田市長にとっては、こうしたチラシ攻勢がもっとも安全な選挙運動だと考えているフシがあります。かつて、実弾攻勢を得意としていた岡田市長も、このたびの政権交代による司直関係者の方針転換のリスクを無視するわけにはいかないようです。

 次に、安中市民が、岡田市長のチラシを目にするのは、半期ごとの市長活動録を掲載した大作4ページの恒例版が、関東新聞と東京新聞により折り込まれる元旦になります。

【ひらく会情報部】


来春の2期目の市長選を意識してか、早くもお目見えした岡田市長の新年互礼会の看板。この看板が立てられている場所は、本来農業用水路で公有地だが、1993年ごろ県道の歩道整備の際、県議選出馬を狙っていた岡田市長(当時は市議)が安中土木事務所(写真奥)の職員2名に圧力をかけ、むりやり暗渠にして埋め立てさせたところ。

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