■群馬県中に不法投棄された有害スラグ問題ですが、廃棄物の監督官庁である群馬県環境森林部・廃棄物リサイクル課がスラグを撤去させたのは、スラグを無許可で仮置きし、天然石と混ぜ、再生砕石と偽装していた大同・佐藤のブラック連合の直営アジトだった「中央橋混合場」についてのみとなっています。
その他の場所の有害スラグは、このスラグを使用してきた国・県・渋川市などの工事実施主体で構成される「鉄鋼スラグ連絡会議」と呼ばれる何の権限も法的に付与されていない組織に処理が任されました。そしてこの怪しげな組織は、スラグを撤去せず「アスファルトで蓋をすればよい」とする方針を打ち出し、廃棄物処理法に反する施策を行っています。
殊に大同特殊鋼や佐藤建設工業が所在する渋川市などは、彼らに忖度するあまり、アスファルトで蓋をすることすら実施したがらないのが実情のようで、要するに“何もしない”のも同然の方針が実施されています。その結果、有害スラグから発生する砂ぼこりや雨水による地下水汚染が野放し放題となっているのが実態なのです。
↑今回のスラグレポートは、渋川市が立てた不法投棄禁止の看板の真下に、堂々と大同特殊鋼由来の猛毒スラグが不法投棄されているというお話です。↑
今回の調査場所はこちらです。↓↓
衛星写真もどうぞ。↓↓
*****リットン調査団の報告*****
有害スラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/。
実は皆様に告白したいことがあります。
それは・・・・スラグ徘徊調査をしたものの、頼んでいる孫が忙しく、写真の整理ができずにレポートを放置している案件が少なからずあることです。
というわけで、今回は2016年3月に行ったスラグ徘徊調査のレポートです。
(今回レポートするスラグには、1年半以上も経つのに、未だに撤去やアスファルト舗装で蓋さえも為されていません。)
↑「ごみを捨てると、処罰されます。」と黄色い高札には、“声高らかに”掲示されている。大同特殊鋼の有害スラグは「不法廃棄物」なのだ。古いスラグは“一概に廃棄物とは言えない”などとほざくお役人様がいるけれど、六価クロムの環境基準値の設定は古く、大同スラグはその毒性から不法廃棄物である疑いが濃厚だ。↑
↑その先に進むと、渋川市に多く見られる、カラコーンにガムテープで書き物を張り付けただけの、チンケな注意書きが見られる。↑
↑「今後、市民の健康及び周辺への影響を十分に考慮しながら、適切な対応を実施していきます。 渋川市建設部土木維持課」だと。市民の健康を気遣ってくれるなら、廃棄物処理法に基づいて、直ちに原因者負担で撤去片づけてもらいた。廃棄物処理法の基本原則は原因者負担による撤去・片づけに尽きる。法律で書いてあることだから仕方ないよね。まさか市民の健康より大同特殊王様の財布の中身を十分に考慮しているのかな?もちろん大同特殊王様は神様仏さまなのだろうけど。↑
↑その先に調査の歩みを進めると、なぜか?落ち葉が無い所に、“で・か・スラグ~↗”がゴロンと鎮座している。このデカスラグには猛毒六価クロムが環境基準値を超えて含まれていることが、国土交通省などの調査により、はっきりわかっているのだ。↑
↑だんだん、目が慣れるとスラグが目に簡単に見つかってくる。サビが浮いているね。↑
↑う!ボツボツ、噴出するイボ状サビ浮きスラグ!見るからに有害そうだ。大同特殊鋼様は、スラグに六価クロムが環境基準を超えて含まれているのを知りながら、山林に投棄している。これは不法投棄に該当する行為と考えられる。六価クロムは発がん性がある猛毒なのだ。↑
**********続く**********
■スラグは、群馬県環境森林部廃棄物・リサイクル課が不法廃棄物と認定しています。にも拘らず、国・県・渋川市の工事実施主体で構成される「鉄鋼スラグ連絡会議」は廃棄物処理法を無視し、有害スラグを撤去せず蓋をして放置する施策を実施しています。
中でも大同特殊鋼渋川工場のある渋川市では、大同特殊鋼に“忖度”し、率先して大同特殊鋼に頭を下げ、顔色をうかがいながら協定を結ばせてもらい、学校内に放置されたスラグでさえも撤去せず、アスファルトで舗装をして“臭い物には蓋”をする施策を実施しています。
その渋川市では、2017年8月市長選挙が行われ、高木新市長が誕生しています。この市長は、大同特殊鋼に“忖度”する前市長と異なり、その就任会見で「市長選などを通じて身近な生活環境に対する市民の不満が強いと感じた」とお話になるなど、住民目線で市政を運営していこうとする気概を強く感じさせる市長として、市民の期待と注目を集めています。
■廃棄物処理法には、その目的として第1条が示されています。
(目的)
第一条 この法律は、廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等の処理をし、並びに生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることを目的とする。
渋川新市長におかれましては、廃棄物処理法の目的に鑑み、住民の生活環境の保全を通じて住民の健康を第一に施策を実施されます事を切にお願い申し上げます。
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
※参考資料:「渋川市副市長人事の怪」
**********
通常、前市長が選挙に敗れ退任するとき、その副市長や教育長も前市長と一緒に辞表を提出し辞任するのが常識です。しかし渋川市では、なぜか前市長に任命された副市長が、恥も外聞もなくのさばり、とうとう新市長登壇の9月定例市議会にまで、市役所に出仕し禄を食んだようです。黒い影というところでしょうか?
**********2017年11月21日朝日新聞 群馬版
渋川市の田中猛夫副市長が辞任 /群馬県
渋川市の田中猛夫副市長(62)が20日付で辞任した。同日の定例会見で高木勉市長が明らかにした。田中氏は、官製談合事件で有罪判決が確定し、解職された前副市長の後任として、前市長時代の2016年4月に就任した。今年8月の市長選後、前市長を破った高木市政でも副市長として9月議会の対応にあたった。13日に辞職願が出された。高木市長は「後任については白紙」とした。
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その他の場所の有害スラグは、このスラグを使用してきた国・県・渋川市などの工事実施主体で構成される「鉄鋼スラグ連絡会議」と呼ばれる何の権限も法的に付与されていない組織に処理が任されました。そしてこの怪しげな組織は、スラグを撤去せず「アスファルトで蓋をすればよい」とする方針を打ち出し、廃棄物処理法に反する施策を行っています。
殊に大同特殊鋼や佐藤建設工業が所在する渋川市などは、彼らに忖度するあまり、アスファルトで蓋をすることすら実施したがらないのが実情のようで、要するに“何もしない”のも同然の方針が実施されています。その結果、有害スラグから発生する砂ぼこりや雨水による地下水汚染が野放し放題となっているのが実態なのです。
↑今回のスラグレポートは、渋川市が立てた不法投棄禁止の看板の真下に、堂々と大同特殊鋼由来の猛毒スラグが不法投棄されているというお話です。↑
今回の調査場所はこちらです。↓↓
衛星写真もどうぞ。↓↓
*****リットン調査団の報告*****
有害スラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/。
実は皆様に告白したいことがあります。
それは・・・・スラグ徘徊調査をしたものの、頼んでいる孫が忙しく、写真の整理ができずにレポートを放置している案件が少なからずあることです。
というわけで、今回は2016年3月に行ったスラグ徘徊調査のレポートです。
(今回レポートするスラグには、1年半以上も経つのに、未だに撤去やアスファルト舗装で蓋さえも為されていません。)
↑「ごみを捨てると、処罰されます。」と黄色い高札には、“声高らかに”掲示されている。大同特殊鋼の有害スラグは「不法廃棄物」なのだ。古いスラグは“一概に廃棄物とは言えない”などとほざくお役人様がいるけれど、六価クロムの環境基準値の設定は古く、大同スラグはその毒性から不法廃棄物である疑いが濃厚だ。↑
↑その先に進むと、渋川市に多く見られる、カラコーンにガムテープで書き物を張り付けただけの、チンケな注意書きが見られる。↑
↑「今後、市民の健康及び周辺への影響を十分に考慮しながら、適切な対応を実施していきます。 渋川市建設部土木維持課」だと。市民の健康を気遣ってくれるなら、廃棄物処理法に基づいて、直ちに原因者負担で撤去片づけてもらいた。廃棄物処理法の基本原則は原因者負担による撤去・片づけに尽きる。法律で書いてあることだから仕方ないよね。まさか市民の健康より大同特殊王様の財布の中身を十分に考慮しているのかな?もちろん大同特殊王様は神様仏さまなのだろうけど。↑
↑その先に調査の歩みを進めると、なぜか?落ち葉が無い所に、“で・か・スラグ~↗”がゴロンと鎮座している。このデカスラグには猛毒六価クロムが環境基準値を超えて含まれていることが、国土交通省などの調査により、はっきりわかっているのだ。↑
↑だんだん、目が慣れるとスラグが目に簡単に見つかってくる。サビが浮いているね。↑
↑う!ボツボツ、噴出するイボ状サビ浮きスラグ!見るからに有害そうだ。大同特殊鋼様は、スラグに六価クロムが環境基準を超えて含まれているのを知りながら、山林に投棄している。これは不法投棄に該当する行為と考えられる。六価クロムは発がん性がある猛毒なのだ。↑
**********続く**********
■スラグは、群馬県環境森林部廃棄物・リサイクル課が不法廃棄物と認定しています。にも拘らず、国・県・渋川市の工事実施主体で構成される「鉄鋼スラグ連絡会議」は廃棄物処理法を無視し、有害スラグを撤去せず蓋をして放置する施策を実施しています。
中でも大同特殊鋼渋川工場のある渋川市では、大同特殊鋼に“忖度”し、率先して大同特殊鋼に頭を下げ、顔色をうかがいながら協定を結ばせてもらい、学校内に放置されたスラグでさえも撤去せず、アスファルトで舗装をして“臭い物には蓋”をする施策を実施しています。
その渋川市では、2017年8月市長選挙が行われ、高木新市長が誕生しています。この市長は、大同特殊鋼に“忖度”する前市長と異なり、その就任会見で「市長選などを通じて身近な生活環境に対する市民の不満が強いと感じた」とお話になるなど、住民目線で市政を運営していこうとする気概を強く感じさせる市長として、市民の期待と注目を集めています。
■廃棄物処理法には、その目的として第1条が示されています。
(目的)
第一条 この法律は、廃棄物の排出を抑制し、及び廃棄物の適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等の処理をし、並びに生活環境を清潔にすることにより、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図ることを目的とする。
渋川新市長におかれましては、廃棄物処理法の目的に鑑み、住民の生活環境の保全を通じて住民の健康を第一に施策を実施されます事を切にお願い申し上げます。
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
※参考資料:「渋川市副市長人事の怪」
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通常、前市長が選挙に敗れ退任するとき、その副市長や教育長も前市長と一緒に辞表を提出し辞任するのが常識です。しかし渋川市では、なぜか前市長に任命された副市長が、恥も外聞もなくのさばり、とうとう新市長登壇の9月定例市議会にまで、市役所に出仕し禄を食んだようです。黒い影というところでしょうか?
**********2017年11月21日朝日新聞 群馬版
渋川市の田中猛夫副市長が辞任 /群馬県
渋川市の田中猛夫副市長(62)が20日付で辞任した。同日の定例会見で高木勉市長が明らかにした。田中氏は、官製談合事件で有罪判決が確定し、解職された前副市長の後任として、前市長時代の2016年4月に就任した。今年8月の市長選後、前市長を破った高木市政でも副市長として9月議会の対応にあたった。13日に辞職願が出された。高木市長は「後任については白紙」とした。
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