むしむしレストラン/そもだ ともみ/教育画劇/2004年初版
虫が好きな食べ物に焦点をあてて、あらためてそうかと納得させられたり、そうだったんだと気ずかされたり。
アリ、蝶、クモ、バッタ、ダンゴムシの5匹がレストランを開く相談しますが、なかなか意見がまとまらず、各々がお店を開きます。
各々のお店にやってくる虫たちには違いが。
クモのお店には、てんとう虫、かまきり、ちょうがお客に来ます。
バッタのお店には、葉っぱがたくさん。虫の幼虫がやってきます。
ダンゴムシの「へんてこレストラン」は、かわったものをだすお店。
虫の口には、好きな食べ物によって、「なめる くち」「さす くち」「かぶりつく くち」が。
てんとう虫や蝶が、じつは肉食であることにもふれられています。
てんとう虫は、アブラムシを
クモは、コナガほかのいろいろな害虫をとります。
一つ一つの虫が丁寧に描かれていて、子どもが興味をもてる絵本になっています。