『今太閤』と当時モテはされていた田中角榮は、
立花隆が文藝春秋に連載していた「田中角栄研究〜その金脈と人脈」に
ロッキード社との航空機購入に関して便宜を図って、その見返りとして
多額の現金を授受したとして、裁判沙汰になった。
結局は、「田中角榮の死亡」でお流れになるのだが、
当時、田中角榮は絶頂の時であり、
角榮本人もこの記事自体問題化して居なかった方のかも知れない。
その前、佐藤内閣での郵政大臣、大蔵大臣、また自民党幹事長と、
確実に会談を登ってきて、佐藤曰く「私の後に田中だけは避けたい」としながらも
既に自民党内の「佐藤派」の2/3を懐に抱え込んでいた田中は、
自ら「田中派」を立ち上げ、佐藤内閣を引きずり落とした経緯がある。
今回述べる「ロッキード事件」に於いても
「なんらかの力動」が働いていたと思われる。
その「陰謀説」には、多々あり、
今回取り上げる「アメリカ陰謀説(CIA)」は、大事な「田中角榮内閣総辞職陰謀説」の
有力な一説であることを短い文章として取り上げたいと思います。
私の今回の思考の発端は『日中国交正常化』である。
当時、アメリカ大統領はニクソンであった。
決して田中総理自身「左傾化」したわけではなく。
「戦後問題の一区切り」だったのであろうが、
一説によると、このことがホワイトハウスの逆鱗に触れ、
「打倒、田中内閣」へ動いたという。
その後、田中角榮は内閣の座から被告席に移るのである。
そんなわけで、内閣総理大臣は「アメリカ詣で」を今も欠かさないし、
極東における日本の役割もアメリカに沿った形で行われている。
解りやすいところで言えば、「沖縄の米軍基地移設問題」である。
これをクリアしないと、「鳩山由紀夫内閣」のように情けないことになるのである。
そんなわけで「排米親亜」という思想は、「日本の死」を意味します。
それはなぜ起きたのか?というと、「GHQの洗脳」が、
戦後、71年経っても一億二千万人の脳にすり込まれているのである。
今、国民に強く訴えかけている安倍首相は、
「親アメリカ」線路から1㎜もはみ出すことも無く、
各外交戦略を行っている。
そこで疑問、「日本は主権国家なのか?独立国なのか?」という問いです。
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