登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

風鞍

風鞍・・・穏やかな登山日和に半藪漕ぎの山へ

暦どおり正に小春日和の一日。こんな日はゆっくりと眺めの利く山を散歩するのがいいんでしょうけど敢えて藪漕ぎの山へ行きます^^。いやしかしながら、これが思ったほど藪も酷くなく道迷いも無く天辺の方では予想以上の眺望が獲得できたので上出来です。慎重に今回選んだのが風鞍への最短ルートでしたが、和賀~真昼山塊はルートが乱立している感じで、方々に登山道や縦走路が存在します。しかも皆かなりの険しさ。ですので今回我々が歩いたのはそのほんの一部ということになりますが、あくまでピークハントが目的ですので深追いはしませんでした。いずれ奥深く入る場合はかなり覚悟が必要だと感じました。

■記録

久し振りのここでの朝ごはん

皆既月食明けの月を目指す

秋駒連邦と月食明けお月さま。幻想的なり

真木渓谷入口でKZYさんと待ち合わせ登山口へ

因みに地図上の登山道表示は無いので非公式の登山口から。でいきなり急登の洗礼!!

ずるずる滑りながら。これは一体何本なのだろう?とか

この辺かな~?一応黒森山通過。どこにでもある黒森山

南斜面は藪漕ぎである。ピンテを確認しながら慎重に

地図上には表されていない尾根と沢を越える

結構下るんだね~。でも逆光に光る笹が奇麗

ふと左手を見ると・・・あれは和賀だけですな。ご立派

崩落地もあったりする

一旦鞍部まで降り切って登り返し。結構しつこかった

苔が奇麗だがうまく撮れない

あれに登るのね。100m位かな~

皇海山でトラウマになった笹のトラバース^^

突如森林限界!!おお~。思わず声が出る

雄大だな~。朝日岳から和賀岳へ至る稜線が分かる

ジオラマのようなダケカンバ。今日のBESTショットかな?

頂上稜線に出て間もなく

146座目風鞍到着!!

稜線の向こうには南風鞍

大曲方面かな?

中ノ沢岳とはるか彼方に紫波方面。こういう角度か~

東根山と雪をかぶった早池峰アップ

立派に見みえる真昼岳と三角が女神山。真横から見てる

この先はどうなっているのか?行ってみたい衝動もあるが今日はここまでで勘弁してやろう^^

久し振りの岩手150名山ピークハントだった。あと4座!!

少し風鞍でのんびり。さて下りますか

葉っぱが厄介。尻こすり注意なり!!

奇麗な三角錐状の杉の木。ちょっと釘付け

これも結構下る。黒森山が迫って来た・・・あれ登り返すのやだな~

なのでKZYさんの提案でこの分岐を右手に下ることに

最初こそ険しい下りだったが名前の無い林道跡に問題なく下山。残されたカーブミラーで記念撮影^^

ダラダラ歩き

予定通り七瀬沢林道に合流

左側から帰って来た。今日もいい天気の中登れて幸せ。程よい疲労感心地よし

この滝は・・・道路のすぐ脇。珍しいな~新名所?

■タイム
08:36 七瀬沢林道黒森取付ポイント出発
09:11 黒森山
09:25 名無し林道への分岐
10:30 風鞍西ピーク(眺望良し)
10:47 風鞍
11:07 下山開始
11:20 風鞍西ピーク  
11:55 名無し林道への分岐
12:24 七瀬沢林道合流
12:35 七瀬沢林道黒森取付ポイント到着
 ※登り 2時間11分、下り 1時間28分

■GPSログ
距離:7.01km、高度の上昇/下降:650m/-650m



■勝手に難易度指数
22+2(藪漕ぎ)=24points

■感想、反省等
・酷くは無いですが藪漕ぎ個所は多かったです
・難易度ポイントよりはハードルが高く感じます
・ここもまた単独では行きたくない山の一つですね
・全般不明瞭なのでルートどり慎重にいきましょう
・やはり慣れた人と行くべき山です
・風鞍手前西のピークは絶景ポイントでした
・和賀岳の存在感大きいですね。実感
・3年前登った朝日岳もご立派な山でした
・真昼山塊もとても魅力的に見えました
・何か機会があるのであれば縦走してみたいですね

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