登山ガイドyassyの実験的ぶろぐ

和賀月山

和賀月山・・・素晴らしく手入れされお勧めです

情報では和賀の月山登山道が整備されたということで、早速行ってきました。この山は地図を見ても登山道が明記されておらず、聞くところによると渡渉や藪漕ぎがある迷い道だとか険しい修験のイメージでしたので、先送りしていた山です。
歩いてみれば広い尾根筋の快適な登山道でした。やはり人の手が入っている山は安心度が違いますし、この山の奥深さも同時に実感できる山行でした。

■記録

この山の登山口は分かり易い。駐車スペースあり

しばらく林道を辿ると一箇所だけ硫黄臭のする場所があった。鼻を効かせ探ってみると暖かい空気を噴出する小さな孔を発見。ここもまた火山

スノーシューの跡があった。しかしこれ以降は無し。多分雪が少ないので引き返したと推測。試してみたかったんだろうなと心中察する

立派な案内看板がある。誘われて少し寄り道。成る程、鉱山跡なんで発破の格納庫だったんだな

聞いていたとおり立派に手入れが施された様子が随所に窺える。ご苦労様です

途中あった看板。何か書いてある。ズームしてみると「ヤッホー山ガール」と歓迎ムードだ!!ぜひぜひ

と言うことで、随分頑張っている印象。ピンクテープも沢山あり、安心安全な山だと思う

本体頂上まで何度かピークを越えなければならず、その都度展望所が設けられているも少し惜しい感じ。でも頑張っている

池塘?ドリーネ?所々にこういう窪地が点在している

気持ちのいい尾根歩きが続く

2番目のピークに来てやっと月山を確認。まだあるな・・・

やっぱりこの看板も先月建てられたばかりのようだ

3つ目の展望所まで来れば大分開ける感じ

一旦下り最後の登り返し。ここまでも結構な道程だったのでここに来てこの登りはなかなか

連続するロープ場の急登。息が乱れつい立ち止まる

出来かけの雪庇を這う様に乗り越え第4展望所。振り向くと・・・

夏油の山々が望める。左の三角がいつか挑まなければならず避けては通れない難山、前塚見山だ

強風の山頂部を膝丈ラッセルで頂上到着!!

和賀の出羽三山である月山。二礼二拍手一礼する

とっても印象的な曲がりブナ。生命力の強さを感じる

頂上を少し過ぎると東側に展望が望める。晴天時ここでの昼飯最適だろうけど、寒いので早々に下山だ

雪が多い場合この第4展望所直下の雪庇は鬼門となり得る

今日もスパイク長靴で正解。見ての通りかなりの急勾配

気になった窪地のあれこれ。温泉も湧くし石灰岩じゃないので恐らく・・・火口跡か??

雪道の下りは早い。今日も無事帰還。正面の山は同じ和賀三山の羽山である。ちなみに羽山は湯殿山に相当するらしい

■タイム
08:01 月山登山口出発
08:09 網取鉱山坑道入口
08:12 網取鉱山火薬庫跡
08:21 ヤッホー山ガール
08:28 第1展望所
08:51 第2展望所
09:01 第3展望所
09:24 第4展望所
09:30 月山頂上到着
09:40 下山開始
09:55 第2展望所直下
10:07 第1展望所分岐
10:11 ヤッホー山ガール
10:22 網取鉱山坑道入口付近硫黄噴出孔
10:26 月山登山口到着
 ※登り 1時間29分、下り 46分

■GPSログ(距離:6.98km、高度の上昇/下降:634m/-634m)

■勝手に難易度指数:21+1(ラッセル度)=22points

■感想、反省等
・雪不足・・・なんでしょうか。和賀ですら積雪僅かです
・ただ山の上は当然の如くラッセルではあります
・看板類、赤テープ類充実していますので心配無用です
・何本かルートがあるようですが何処を辿ってもOKでした
・整備には相当な労力が掛かります。地元の方々に感謝です
・最後の辺りは雪が積もれば厳しいでしょう
・残雪期以降はお勧めの山だと思います
・いよいよ年末ですね。今年は行けるでしょうか?

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