前回の問題
色の付いた部分の面積ですが、円の面積から中の正方形の面積を引けばいい!
ということになりますが、・・・
中の正方形の面積は?一辺の長さは?
というと、どうしましょう?
こうしましょう~ 円をぐるっと回してみると
このように、なります。(書いてある物は、回らないよ~)
(そういうときは、頭の中で想像するか、自分で書いてみてください)
中の正方形の一辺の長さは、小学生にはムツカシイのですが
面積だったら、外の正方形の半分だ!ってことは分かります。
(中の正方形の対角線を2本書いてみてください)
(ひし形と同じように考えれば、面積は縦×横÷2)
そうしますと、これはもうしめたもので、
円の半径5cm、円の面積は5×5×3.14
中の正方形の面積は、10×10÷2
よって色の付いた部分の面積は
5×5×3.14-10×10÷2=28.5 28.5平方センチメートル
もう一つの問題
この色の付いた部分の面積は?
もし、五角形がなければ、円が5つ分で計算はカンタンですね。
ところが、この五角形が円の一部の扇形を隠しているから
ややこしくなる~
こんな時は、全部まとめて考えましょう~
五角形が隠す扇形をすべて集めると、
円が何個分になるのか?を考えます。
これは、扇形の角度の合計が分かればいいので
五角形の内角の合計と同じになりますから
180°×3 (五角形は、三角形×3つで作れます。1つの頂点から対角線が2本引けます)
これは、半円が3つ分の角度ですね。
(ここで、180×3を計算してしまうと、後でまた割り算をすることになります)
と言うことは、円が1.5個。これを引けばいいので
色の付いた部分の面積は
円5個分-円1.5個分 円の半径は10cmでしたね
10×10×3.14×(5-1.5)=1099 1099平方センチメートル
今回の2つは、定番の問題ですから
考え方を覚えておけば、数値が変わっても大丈夫。
五角形が、四角形や三角形になっても大丈夫。
内角の和 と 外角の和
復習しておいてください~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます