名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

2次関数と1次関数 グラフで考える~

2013-11-20 15:09:19 | 中学3年

前回の問題、2次関数と1次関数の X と Y の 変域が同じ!という場合は

その変域を長方形で囲むことができます。

これは、Xの変域が-2から6まで、

そのときのYの変域は、2次関数の式から 0から12まで。

ここで大事なことは、2次関数の変域は最小が0であることです。

こうしてXとYの変域をグラフに長方形で書きますと

図のようにピンクの四角形になります。

1次関数のXとYの変域も これと同じということは

この変域(ピンクの長方形)の対角線になります。

1次関数  Y=bX+c  (b>0)  ですから

bは12/8=3/2

cは 3  だと図から分かります。

計算で求める場合は、Pの座標と  Qの座標を使って

-2b+c=0

6b+c=12

の連立方程式を解くという方法もあります。

 

一見むつかしそうな問題でも、考え方が分かっていると

(過去に同じ問題を解いた経験があると)

あわてずにゆっくり考えられますが、そういうノウハウがないままだと

限られた時間の中では、パニックになってしまいますよねー

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿