名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

正多角形の 内角が あっという間に分かる術~

2013-11-16 14:00:24 | 中学2年

中学2年で、内角と外角の計算が出てきます。

問題としてよく出るのが

正多角形の内角や外角

 

たとえば次のような問題

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正36角形の内角と外角をもとめよ

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たった1行の問題ですが、計算は大変~

教科書通り計算しますと

まず正36角形の内角の和を計算して

それを36で割り、ひとつの内角を求めます。

内角の大きさが分かったら

180-内角=外角  で、外角の大きさも分かります。

内角の和は、36角形に3角形がいくつ入るのか?を計算します

180×(36-2)=6120

6120÷36=170  

内角は 170°

外角は180-170=10   で  10°

となります。

 

が!

 

考え方をちょっと変えますと

外角を先に出した方が楽です!

どんな多角形でも、その外角の合計は360°という大前提があります。

正36角形の外角は

360÷36=10  で  10°

内角は 180-10=170  で170°

はい、これでおしまい!

どうでしょう?式も計算も単純で暗算でもできてしまいますね

 

内角と外角

 

兄弟みたいな関係!

この考え方は役に立ちます!

 

では、暗算で計算してみてください

ひとつの外角が30°の正多角形の辺の数は?

ひとつの内角が160°であるのは正何角形?


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