ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

お知らせ:ブログをお引っ越ししました

2013-10-21 19:27:08 | 自分のこと

ご訪問ありがとうございます。

このたび10/20をもってブログを同タイトルのまま、FC2にお引っ越ししました

過去記事のカテゴリーなど、少しずつ整理していくつもりです

ブログランキングサイトさまからアクセスしていただくと、新しいサイトに飛びます

YAHOO検索では、アクセス数の関係で、こちらの旧ブログに飛んでしまいます

新サイトにお越しの際は、ぜひお気軽にコメントおよせください

皆様との相互リンクも進めていきたいと思っています

今後ともどうぞよろしくお願いします

 

 


ひとりじゃない介護

2013-10-10 10:13:24 | 自分のこと

ひとりっこというのは、実は甘えん坊ではなくて 人にお願いしたり頼ることが下手 のように感じます。

加減がわからないために、頼り過ぎてあきれられるか、なんでもひとりで乗り越えようとして孤独のスパイラルにはまるか・・・・・

わたしもどちらかというと人付き合いが得意でなく、たくさん失敗してきたし、まだこれからも試行錯誤なのですが、

介護という重い問題にぶちあたって、まずお願いすることを覚えました

今は、母のグループホームのスタッフさん、最近ちょっと親しくなれた訪問看護師さん(ホーム専属)、母の透析の送迎をお願いしている介護タクシー業のTさん、調剤薬局の薬剤師さん

そしてデイサロンのスタッフさん

本当に温かい方々に支えてもらっています

 

・ケアマネが働いてくれない

・ちっとも頼りにならないスタッフばかり

・医者の出す薬に不信感がある 

いずれも介護の悩み相談でよくみかけることです。わたしもそう考えるひとりでした

 

でも、まず「いつもありがとうございます。支えてもらってます」とセリフから入って要望を伝えたり、「自分でここまで頑張ってみたけれど、そこから先でつまづいている」というような会話を重ねて行くうちに、相手がすごく変わりました。

全然仕事をしてくれないケアマネさんが、わたしを見つけると「あー!」と笑顔でかけよってくれるようになり、いろんな情報をもってきてくれるようになりましたし、はじめ頼りなかったTさんも

今はなくてはならない存在です。(家族のように接しているので旅行のお土産をあげたりもらったり、もしています)

お金を払っているんだから、働いてくれて当然だ、と怒るのもわかります

こちらが態度を変えても、まったくダメな相手だったら、その時は 遠慮せず ケアマネ 変更していいと思います

でも、自分だったらどんな相手になら、+αサービスしようと思うかな、 と考えれば お金だけではないですよね

可もなく不可もない相手だったら、積極的によい関係をきづくことが 「ひとりじゃない介護」のヒントです

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もうすぐ私も母のデイの送迎で出かけます。

母のデイは介護保険とは関係ありません。ボランティアさんがケアプラザを借りて「日中一人でさびしかったり、体力がなくて外出できないお年寄りがお昼を一緒に食べる」という趣旨で運営されています。1回1200円の会費で送迎サービスはありません。

母は同じ場所でやっている介護保険のデイサービスも行きましたが「くだらない。つまらない。時間が長い」でそちらは1カ月で中止。

なにしろ通いつづけているそちらのデイサロンはスタッフと利用者の数が同じなので、きめこまやかな気配りが気に入っているらしいのです。

わたしも、遠足などのイベントには(母が娘も連れて行きたい~と言うのも理由ですが)一緒に参加させていただいてます。アルツハイマーで持病のせいで体力もない母をひとりで観光に連れて行く勇気はないですが、おかげで浅草でスカイツリーを見ながらランチをして隅田川クルーズとか、中華街ランチとマリンタワーなど、楽しませていただいてます

もちろんここのスタッフの方たちもわたしの強い味方です。感謝してます。

 

では、よい一日でありますように!

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介護から逃げられる時間を

2013-09-26 14:03:03 | 自分のこと
きっとこれを読んでくれている方は、これから介護をするか介護中の方ですよね

みなさん上手に息抜き出来ていますか?

前に書いた「わたしは介護でうつにはならない」という決意

これには、手放す(つまりすべてを自分で背負うのをやめる境界線をひく)ことの前に、介護を忘れる時間が必要になります


もう両親のことで食欲もなくなって、いつも胸のあたりが緊張した感じ  という日々がありました

   テレビを見てもまったく頭に入らない

   食べ物のおいしさがわからない

   周囲のおしゃべりの話題(芸能とかグルメとかダイエットとか)がわずらわしい

自分自身が黄色信号でした

母が通うデイサロンのスタッフの方が、日に日に表情をなくしていく私に「映画でも見てらっしゃい!わたしはそうやって母の介護のこと忘れる時間をつくったの」と言ってくれました

その言葉をきっかけに、自分も「何も考えない時間」をつくろうと思いました

ただし・・・・テレビも上の空なので映画はダメだと思い

学生時代から好きだった「ダンス」にしようと思いました

振付を必死に覚えなくてはならないから、考え事をしているヒマはありません。

踊った後は身体もすっきりして、よいストレス解消にもなっています


介護にどっぷり使って気分もダウンして行動力やスピードももダウン

忙しいけど、なんとか自分の趣味も楽しんで、リフレッシュしたところで介護に気合いを入れ直す

どちらが生きてて楽しいですか?

ぜひ、介護から逃げられる時間をつくりだしましょうよ