ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

お金を払えばなんでもしてくれる、ではないと思いませんか?

2014-02-27 13:17:04 | グループホーム
わたしは、両親あわせて7年ほど介護施設とかかわりがあることもそうですし、

たぶん「いろいろ話しやすい」雰囲気も手伝って

介護スタッフの方の 本音だったり悩みを 聞く側に回る機会が多いです


  お金を払っているんだからこれぐらいやってくれて当然

  もっとうちの母のケアを手厚くしてほしい

家族としてこういう気持ちはあるのが当然

施設にそうした改善を求めるにも、アリ だと思います


でも、どの施設も人材不足が現実です

それをわかっていて「行政が悪い」せいにして一方的な要求をエスカレートさせる

それはもはや「値切り」といっしょの感覚ではないですか?

徹底的に絞りとってやる、みたいな・・・・・・


その結果、とばっちりを受けるのは

誰ですか?

他の利用者です


ひとりの利用者に毎日ふたりで30分、つきっきりの介助をしてもらっている間、他の利用者には目が届かない時間がある

「してもらっていること」にも目をむけることがどうして出来ないのでしょう


親身にケアして欲しければ

お金で雇っている、という感覚を捨てて

対等な立場で関係を築くことが大切だと わたしは思います







グループホームの役割

2013-10-16 21:24:56 | グループホーム

先週末、母のホームでイベントと家族ミーティングがありました。

以前は隔月でそのような催しがあったのですが、参加する家族がいつも片手で足りるくらい(入居者18名でも)のためか年に3回くらいに減ってしまいました。

この家族会では、先日ホームで天寿をまっとうした方の報告がおこなわれ、他にも看取り体制に入った方がいるとの説明もおこなわれました。

もちろん家族に了解をとっての話題なのですが、赤裸々な話題で、かれこれ通算6年もかかわっている常連の私にも 重い話題でした。

思えば父がココにお世話になっていた時は、症状が進み、医療行為が必要なら特養か入院へ・・・というのが流れでした。

晩年誤嚥性肺炎を何度も起こしたうえに、食事は全介助に近かった父もなんどもホームから「特養hまだ空かないか?」とつっつかれたものです。

しかし今やグループホームが終の棲家として看取りまで行うように変わりました。(法の改正?)

ちなみに、特養でも数年前に見学した折に「病気が見つかったら退去してもらう」と断言するところがいくつかありましたが、今は変わったのでしょうか?

グループホームは夜間1人体制(9人に対し)なので、深夜の急変などは職員は(心理的に)大変だそうです。

うちの母も夜間に体調不良を訴えることがたびたびあるので、重篤な方がいるとなると・・・・人手不足です

はじめての時はスタッフ側も不安が先立ちおろおろしたそうですが、いまは「わたしたちに最期までみさせてください」という気持ちだとホーム長が説明していました。

特養がなかなか空かないという状況の中、グループホーム入居者の介護度はだいぶあがってきています。

 高齢者介護 ブログランキングへ



人気ブログランキングへ


一人っ娘の私が母をグループホームに入れるまで (施設さがし回想①)

2013-08-31 08:31:20 | グループホーム

このブログのパスワードやらIDを忘れてしまい、随分と放置してしまいました。

母がホームに入ってもうすぐ2年です。おかげさまで元気です。



2011年に母をうちから徒歩15分の距離にある」グループホームに入れました。

母に人工透析患者であるため、受け入れてくれる施設には限りがあります。

というより、門はとても狭いのです。

ちなみに母のいる場所は「透析患者×」でした。

そこに入れてもらえたのは奇跡としかいいようがありません。(その秘密は別の機会に)


ここに落ち着く前に、もうひとつ「透析患者受け入れ可能」というGHに2010年秋から申し込みをいれていたのですが、まったく連絡がありませんでした。

こちらは我が家からは遠いですが、母はなじみのある土地で、大通りが自宅とつながっている という安心感から母の好みにあっていました。

ただし、こちらから問い合わせをしても、伝言が施設長に通っていなかったり、半年後、1年後に電話で聞いても「申し訳ありません。入居者に動きが無いので満室のままなんですよ。しばらくお待ちください」との返事でした。

私「うちは待機の何番目ですか?」

施設長「そうですね、一番といえば一番なんですが事情によって変動も・・・すみません」

私「もし、うちがそちらでは受け入れがたいケースであれば、あきらめますのでそう言っていただいた方がいいのですが?」

施設長「いえいえ、本当に空きがないだけですので」

なんとなく不審感をもった私は、ケアマネさんにお願いをして、「施設を探している新規の利用者さんがいるのですが・・・」と電話をしてもらいました。

すると!「はい、来月に退去する方がいらっしゃいます」と答えたそうです。

つまり、うちは敬遠されたわけです。生活保護のせいか、透析のせいか、そこはわかりません。少なくとも母は、問題行動は見せていないのでそういう理由ではないはずです。

もちろんいまだに無連絡です。


高齢者介護 ブログランキングへ

人気ブログランキングへ