ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

介護を楽しめないから

2013-10-04 09:01:11 | 自分を守ること
介護で辛い時、迷った時こちらのサイトで思いを吐き出し、みなさんの温かさで励まされてきました

いろいろな立場の方がいます

いろいろな性格の方がいます

認知症介護を笑って楽しめる方もいます

でも、わたしは無理なんです

目の前に起きている問題を、どちらかというと「深刻に」考えてしまうタイプ

その先に起こる最悪の状態を考えて、 転ばぬ先の杖 が必要なタイプ


だから、母に新しいトラブル(行動や病気)が起こるたびに、全速力でシュミレーションします

母の老いを受け入れることが下手

介護を楽しむなんて到底無理

それでも

それだからこそ うつにはならないぞ! と自分に宣言しているのです

人間にストレスは必要です

たとえば、つらいトレーニングに耐えて結果を出した時の喜びと、何の努力もしないで結果を出したときの喜び はまったく別のものです

病気になってはじめて、平凡でなんでもない日のありがたさがわかります


ただ、ストレッサー(ストレスを与えるもの)がずーっと居座ると 心や体は壊れます

長引くストレスが、病気やうつを引き起こすことが知られています

そうだとしたら、意識してそのストレッサーから解放される状況を作らないといけません



だから、わたしは 転ばぬ先の杖 で 「だいじょうぶ」という安心感を手にすること

あえて外に出て<仕事>をすることで、介護に携われない時間をつくること

息抜きになる楽しみを要所要所にスケジュールとして組み込むこと

で自分を守っています


(ただ、いま不幸にも失業してしまったので、わたしの時間はいつでも介護に使うことができます。こうなると、空いている時間を「母のために使わなければ」という妙な拘束間 があって、ちょっとピンチです) 


介護者の4人にひとりだか3人にひとりだか の割合でうつを発症するというこの時代

どうか 自分を守ることも 賢い介護生活の一部だと 当事者も 世間も 気づいて欲しいです


全国の 介護を楽しめない介護者のみなさんと お茶でも飲みながら 息抜きしたいものです

東京、横浜、大阪、福岡 、札幌  あたりで どうでしょう?


って、わたしが何者かわからないのにコワいですよね

こちらであまりに赤裸々に書いているので、素性を明かすことがちょっと怖いのですが

こちらのサイトで 過去に”チームひとりっこ”(そんな名称は使ってませんが・・・)を呼びかけたわたしです

「あれ?もしかして?」と思ったら 

ぜひ 左のサイドバーになる メッセージを送る  から こちらのサイトでお使いのニックネームで話しかけてくださいね