ひとりっこのアルツハイマー介護

要介護5の父(2011他界)と人工透析でアルツハイマーの母のひとりっこ介護と、介護で自分の人生を犠牲にしないコツ

一人っ子だからこそひとりで頑張らない

2013-10-02 21:38:44 | 自分を守ること
一人っ子なうえに、付き合いのある親戚もない、仕事もしていてこどももいる

そんなわたしが介護に直面したのは30代の時だったので、友人知人に親の介護をしている人はいませんでした

みんなが芸能や流行りのスイーツの話題で盛り上がる中、話にのる元気もなく、まして40を過ぎて物忘れが多くなったといいながら「アルちゃん(アルツハイマー)だけにはなりたくないわー!!」と笑う知人に、心の中でこぶしを握り締めました・・・・

区で主宰された認知症勉強会も介護をする家族の会でもみなさんは60代前後の方で、場違いな感じをうけました。

同じ境遇で悩みを分かち合える人はいなかった・・・


そんなとき私の支えになってくれたのは、母の通うデイサロンのボランティアスタッフさんや区役所の方でした。

送迎のたびに「頑張ってるね」とか「いつでも愚痴は聞くからね」と気遣ってくれたのが支えになりました。

「なんとか一緒に方法を考えましょう」と担当外のことまで力になってくれた区の職員さんにもお世話になりました

そう、家族でなくても頼ればいいんです!


ひとりで全部頑張ろうとすると、パンクしてしまいます

たとえば母がアルツハイマーだということを隠している時よりも、カミングアウトしてしまったほうが 気がらくになりました

あの人の言動ちょっとおかしくない?

とさぐりを入れられるよりも、「病気だからそうなのね」と分かってもらった方が広い心で見守ってもらえるから


どんどん愚痴も吐き出して(ただし介護経験のない相手は お互いにとってマイナスの空気を生むのでだめです)

頼れるものは猫でも頼りましょう

自分で自分の心と体をまもることで、よりよい体制で介護ができる と 思います

「困っている」

「手助けしてほしい」

ひとりで頑張らない、を胸に いっしょに 乗り越えられたら と思います


心のもやもやがたまっていたら、どうぞ メッセージ欄で吐き出していただいてもかまいません


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