この時期、お客様の中には、日本海で獲れる天然岩ガキを食べに来られる方もいるほどです。漁期は大半が7月初めから8月中旬まで。今の時期が量、値段とも例年ではいい感じになっているのですが、今年は先日の大雨の影響が一部で出てしまっているようです。海が濁るというよりは、最上川や子吉川などの河川が洪水になり、流れ出したゴミや木材、家財などが日本海に達し、波で漁港に流れ着いて船が出せないところが出ているようです。中には海岸に最上川ライン下りの船が流れ着いたとの話もあるようです。
周辺の岩ガキ漁は素潜りで行われることもあり、例年お盆期間はお休みで、お盆前までが旬。今の時期ですと、残り2週間といったタイミングで、こうした事態になっており、港のごみ処理などどのくらい時間がかかるかわかりませんが、金季はかなり厳しくなってしまったようです。
ただし、道の駅などの販売所では、例年でも、地元産以外の山形、新潟産の岩ガキも売られているので、こうしたものの一部は通常通りの漁がおこなわれている可能性があり、店には時期ということもあり、岩ガキが並んでいるかもしれませんが、秋田の岩ガキを味わうなら、当然購入時に産地も気にすることになると、かなり厳しそうです。しっかりと味わうことを目的とするならな、来年以降もう一度来ていただいたほうが確実かもしれません。(写真は過去のものです)
時々
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