ファンクラブのイベントのとき、僕は入場しなかったけれども札幌の会場の外にいました。その前の日僕は名寄のひまわり畑を見ました。今回その名寄より北に初めて行きます。たぶん当分の間こちらには来れないと思います。朝、稚内に着きました。立ち食いそばを食べたはず。この後だったかな、少し記憶が曖昧。この日は宗谷岬とノシャップ岬に行く予定だった。宗谷岬のほうが遠く、バスの便も少ない。朝のバスの折り返しに乗れないと午後のバスになる。タクシーで宗谷岬まで行きく。運転手の人が詳しく説明してくれる。遠くに樺太が見える。
東京だとあるいは他の日本の地域だとロシアなんて遠い国だけれども、ここはすぐ近く。本州なんかと違う文化の街というイメージ。海は波が穏やか。宗谷岬の日本最北の地の碑に行き、旧海軍望楼、世界平和の鐘・子育て平和の鐘、祈りの塔、流氷の展示してあるところ、などを観て回りました。モニュメントも多い。太平洋戦争といっても僕には記憶がないが、大韓航空機撃墜事件は記憶に生々しい。観光客もたくさんいるようです。緩やかな宗谷丘陵もいい。帰りはバスで稚内へ。今度はノシャップ岬へ。こちらはバスの便が多い。お年寄りがたくさん乗っていたけれども、みんな冬の気候の厳しさを感じさせない朗らかな笑顔で、元気なようです。
ノシャップ岬のほうは、波が荒い。そばの小さな水族館へ行く。ゴマフアザラシがいたので餌をやると仲間のゴマフアザラシが、ものほしそうにじっとこちらを見る。ノシャップ食堂で蟹のラーメンを食べる。あっさりとしていてこれはこれでなかなかよい。稚内に戻り、街を歩くと商店街がロシア語表記が見られ、さすがに稚内らしい。北防波堤ドーム、フェリーターミナルを見て駅の待合室へ。足が痛くなり少し休んでホテルへ。
宿泊先は、駅の横の勝美屋、よくわからない場所のホテルだと探さないといけないし、駅が近いと翌日以降の移動も便利。時刻表の後ろのホテルの一覧を見て電話予約。和室の部屋だけど、なかなかよい。夕方から雨になった。ここら辺でもわざとらしい態度のつきまとい人間を見かける。誰だかわからないけど、嫌なやつ。食事は駅の右側のお店でほっけの定食。あいざわでお菓子を買い、ホテルに戻る。足の痛みを和らげることに専念。
朝食は和食。なかなか稚内見どころがいっぱいの魅力的な都市でしたが、オホーツク海側を南下していくことにしました。早朝にバスがあったのにそれに乗れず、9時代にバスがあったのに、バスターミナルでついうとうとしているうちに乗りそこね、11時台、音威子府行きに乗る。最初は丘陵地帯を通り、猿払あたりで海岸へ。浜頓別ターミナルで枝幸行きに乗る。オホーツク海に面した海岸の景色は素晴らしい。所々釣りをしている人がいて、景観的にはその部分は良くないかもしれないけれども、釣りの人がいないところもあり、道路、植物の帯、浜辺、海、が並ぶ景色はすごくいい。
枝幸ターミナルに着くと雄武行きのバスは少し時間があるので、前のスーパーの飲食店で食事。枝幸というと言うと昔、興浜北線という赤字ローカル線があり、廃止になったとき駅前の食堂の女性が涙ぐんでいたことを覚えている。しばらくして雄武行きのバスにのる。バスのお客は?の人もいる。景色はさすがに素晴らしい。枝幸と雄武の間は鉄道がなかった。バスは病院まで行くらしい。知らずに雄武の病院までいってしまい、雄武のバス停まで待つ。ここはターミナルというより、ただの待合所のような感じ。
この先に行くバスをそこで確認したら、紋別南高行きに乗るといいらしい。途中興部あたりで外は真っ暗になり、このあたりからの景色は見られなかった。出だしから大幅に遅れたのが失敗。紋別のバスターミナルについて宿泊先を探していたら、館内の女性が親切に観光のパンフをくれたので、それをみてに電話。そこから近いらしいオホーツクパレスホテルに宿泊。宿泊客には若干嫌がらせつきまとい族の困ったやつがいたようだけど、なかなか素晴らしいホテルでした。朝食バイキングもGOOD!
紋別は稚内と比べても少しカラーに違う街。鉄道がないということが都市の形成に影響を与えているのか。紋別は僕から見ると少し特徴がわかりにくい印象。まあちょっと見ただけだけど。そこから朝、遠軽行きのバスに乗る。中湧別で降りる。かなりの待ち時間。ここでは翌日からお祭りのような催しがあるらしいが、見ないちょっと残念。。ここは昔鉄道があったころ、鉄道が交差していたところ。バス停の近所に機関車が展示してある。初老の女性が話しかけてくる。稚内の女性とは雰囲気が違う。網走行きは最近出来たといっていた。僕は最初から網走に行くつもり。そのためにここで降りた。道の駅で買い物をし、2時間くらい待って、網走へ。
途中サロマ湖岸を通る。さすがにでかい湖。素晴らしい景色。その後も能取湖や網走湖と続く。網走のバスターミナルに着く。網走は一度電車の乗換えをしたことがあるが、街を歩くには初めて。川があり両側に町並み。川も公園風でいい。ここも稚内、紋別とはまた都市の雰囲気が違うような気がする。バスターミナルの中の食堂で食事。夜行バスの時刻を見ながらこの後の予定を立てる。網走駅まで歩く。釧路経由で帰ることにした。そば屋があったので食べたかったけど直前に食事したばかりで、食べなかった。
釧路行きの普通電車に乗る。小清水原生花園という駅でかなり人が降りた。観光客だろ。海の景色も良いが、反対側の
藻琴湖やとうふつ湖もよい。釧路近くなると真っ暗。釧路駅の横のお店で食事。なかなか美味しかった。駅のコンビニで弁当も買う。棒寿司。これも美味しかった。特急まりもで南千歳へ。かなり降りる客多数。
僕はその後函館行きの特急に乗りました。また大沼公園の景色を見ました。函館から特急、新幹線に乗り継ぎ、東京へ戻ってきました。あわただしい北海道旅行でしたが、さすがに北海道、素晴らしい景色を満喫しました。