「おいで」の朝は、「からみ」へ行く先発隊と本隊に分かれて「やま」へと向かいます。
先発隊の出立ち。
「やま」に到着。
大宮社が、神輿倉を初めに開けないと、他の「轅下」は開ける事が出来ません。
大宮社は、最初に出して最後に入る。脈々と受け継がれている決まり事です。
という事で、大宮社の朝は、どの轅下よりも早い。
鞘を外します。
以前にも書きましたが、倉出しは危ない。
裸神輿を早朝に、体が温まらないうちに少人数で舁かないといけません。
気いつけて、いきまひょ。
無事、定位置に。
先発隊は、この後「からみ」ます。
おいで・・・神幸祭の事
おやま、やま・・・松尾大社の事を氏子は、こう呼びます。
轅(ながえ)・・・神輿を舁く時の長い棒。
轅下(ながえした)・・・神輿のある地域の氏子の事。
舁(か)く・・・神輿を担ぐ事。
からみ・・・神輿と轅、横棒を綱で結び付け、飾り付けをして舁ける状態にする事。