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大宮会の蔵の床が傷んでおり床の全面を確認するため、全ての物を外に出す必要がありました。
良い機会なので、不用品の処分と収納品の確認をしました。
多くの物品があり選別していきます。
角瓔珞(すみようらく)と書いてあります。
文政 1818年から1831年。江戸後期の物ですね。
角瓔珞は、神輿の四角に吊る飾り物ですが大宮社は巡幸時に飾り付けしません。旅中、御旅所で飾付けた時は吊るしています。
その理由は、飾り付けて巡幸すると、角瓔珞が傷む事、角瓔珞が当たり神輿が傷む事、かなり重量がある事です。
古いお鈴がありました。
強度を増すため、現状の床を剥がさず上から新しい板を張る事にしました。
作業は「土用干し」の日を予定しています。