注目のエンジニアの職種

気になるあの仕事の実態に迫る

テストエンジニアの仕事内容と求められるスキル

2023-03-20 13:28:57 | テストエンジニア

テストエンジニアは、ソフトウェア開発で、テスト計画を作り、実施し、結果報告をし、改善の提案を担当するエンジニアだ。以前は、テスト担当の専任エンジニアはいなかったが、品質やセキュリティに対する要求が高まったことで、テスト専任エンジニアの活躍の場ができた。

テストエンジニアの仕事は、テスト計画の策定から始まる。毛行け核の策定で、テスト対象の機能やテスト範囲などを決めていく。それから、テスト観点、テスト技法、テストケースなどを決めて、テスト設計の仕様書を作る。

仕様書が出来上がったら、それに沿ってテストを実施し、テスト結果を上流工程の担当者に報告する。テストの結果、改善すべき点が見つかったら、その点について、改善を提案する。

テストエンジニアに必要とされるスキルの1つは、ソフトウェアに関するものだ。対象のソフトウェアに詳しければ、どんなテストが必要なのかも的確に判断できる。

テスト中のエラーの発生箇所を把握するためには、プログラミングスキルも必要とされる。また、テスト時間を短縮させるために、SeleniumやAppiumなどについて知っていれば、さらに役に立つ。テストエンジニアには、忍耐力というヒューマンスキルも必要だ。単純なテストを何回も繰り返して行わなければならないからだ。

テストエンジニアは、開発側に改善提案をすることもあるから、提案力やコミュニケーション能力も必要だ。開発側と対立することなく、上手に提案をして、改善してもらう必要がある。


スマート農業の普及とIoTエンジニアの活躍

2023-03-02 13:28:57 | スマート農業

無人トラクターやドローンによる農薬散布など、近年農業においてはITを取り入れたスマート農業が注目を集めているが、農業にITを取り入れていく際に欠かせない存在となるのがIoTエンジニアだ。

IoTエンジニアは様々なモノ、機器がインターネットに繋げるためのシステムを開発する存在である。農業における温湿度管理や成長過程とその分析、農作物の収穫や選定といった作業は今後AIやロボットを活用したスマート農業にシフトしていくことが見込まれ、そのためにはIoTエンジニアの力が不可欠だ。

慢性的な労働力不足に悩む農業の分野においてはIoTエンジニアは引く手数多となる存在かつ、農業の発展と未来に欠かせない。

モノをインターネットに繋ぐIoT技術は成長市場と予想されているものの、現状ではエンジニアは不足している。しかしエンジニアの中でも幅広い知識と技術が要求されるので、誰でもなれるというわけではない。

ただ、活躍できるスキルと知識を持っていれば、今後人材としての市場価値は非常に高く、また仕事の内容についても人材不足に悩む業界のサポートができやりがいも感じられるだろう。特に農業の分野においてはニーズが非常に高いので、日本の農業の発展に貢献したいという人はより有意義に働いていける。

スマート農業の先駆けとして第一線で活躍していくことも夢ではない。パイオニアとして活躍していきたい気持ちがあるエンジニアなら、より一層やりがいをもって働けるだろう。
※併せて読んでほしいサイト:農業×IT スマート農業で未来を変えよう