偽痛風

朝突然母が立てなくなった

日常あちこち痛いと訴える母・・近頃は痛みを訴えても高齢のせいだからですべてすんでしまう

 

痛みの強さが尋常ではない様子　こんな時救急車を呼んでよいものか迷ってしまう

＃7119相談ダイアルに連絡してみた（この日は休日）

１時間かけ続けたけど　ずーーーとお話し中　

父さんが自分の携帯を使ったところ一発で繋がる

そこでのアドバイスは整形外科を民間救急車を使って受診すること　とても丁寧な応対

紹介された近くの整形外科に電話・・お話し中が多い

結局あちこち電話して受け入れてくれる病院を決めて救急車を要請

 

病名は偽痛風　

軟骨石灰化症とも呼ばれ　関節液中にピロリン酸カルシウム結晶という結晶が沈殿することによって起こる

高齢者に発症　起こりやすい部位は膝関節

痛風発作のように突然出現して自然に軽快する　約一週間ほどで良くなるとのこと

膝の関節液（いわゆる膝の水）を抜いて痛み止めが処方された

 

それでも歩くことができず・・・ドクターに頑張って自宅に帰るしかないと言われ・・・

やっとの思いで車に乗り　やっとの思いで自宅玄関までの階段を上り　やっとの思いでベッドにたどり着く

 

すぐにケアマネと連絡が取れ　自宅でのケアのアドバイスをもらう　

 

救急隊に大正生まれと驚かれた　それほどしっかりとしている

寝たきりになりたくないと　４日目には浴室を暖かくしてシャワーを浴びるほど回復

１週間たって生活習慣をほぼもとにもどすことができた

 

母の朝食　バナナとヨーグルト　ミルクを温める　簡単なことだけど自分で用意する

しばらく私が用意していたら　浄水器からの水の出し方がわからないと言う・・・

何十年も毎日使っているのに　あぁ・・母にとっての時間はたった１日とは言えないのだなと感じた

 

だから今はベッドメイクも朝食やお茶の用意も見て見ぬふりをしている

 

父さんのお土産　芋王の濃密熟成焼き芋

極甘　ねっとり　

 

痛みも少し和らぐかな？