腱鞘炎というのをご存じでしょうか。
代表的なのは指を曲げ伸ばしするときに「カクッ」となって曲がったり伸びたりするばね指。
原因としてよく言われるのが指の過用。使いすぎと言われます。
あとホルモン・リウマチの関与も指摘されています。
この腱鞘の問題も、症状ではなく”原因として考えられる構造”にアプローチしていきます。
肥厚した腱、それを包んでいる腱鞘、手の内圧、関連する上肢・体幹全体の構造、関与する神経系。
その後、指の腱に負担がかからないような使い方、動かし方、エクササイズ。
肥厚の状況、痛みによっては病院を紹介しますが
実は病院に行った後来られる方が多いという。
運動機能の弊害は、時間とともに構造的弊害に移行しますので
やっかいにならないうちに対処が必要です。