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幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

場つくりと「禅」 『無常』と『四苦八苦』を知る!

2023-06-12 19:57:00 | 日記



人は誰もがそれぞれの「事情」を抱えて生きています。

人生は喜びもあれば苦しみもあります。


誰もが生活や仕事で苦しみを感じたり悩む事多々ですよね。

私も色々な試練がありましたが、心の中に『無常観』を持つことを心掛けて前を向いて過ごしてきました。


今日は『無常』と『四苦八苦』について紹介します。


仏教思想に於いて、『無常』とは虚無ではなく、物事が成長するプラスの面を見ること、そしてさらに「無常に基づく苦」である『四苦八苦』とは、人間が生きていくうえで付いてまわるもの!と言われています。


『無常』というと日本人は『平家物語』の冒頭にある「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」を思い出します。


「人生の短いことをはかなむ」といった意味でとられがちですが、仏教の経典に出てくる『無常』は少し意味が違うようです。


『無常』というのは、日本ではセンチメンタルでマイナス的なものとして、とらえられがちですが、これは『無常』の意味を「感情」や「情緒」として感受するからかもしれません。


感情的にとらえると、どうしても虚無的になりやすいのですが、それはいうなれば「無常感」といったものです。


仏教で言う『無常』は「無常感」ではなく「無常観」です。


すべて存在するものは絶えず移り変わっていると観察する人生観であり世界観です。


人間が「生あるものは必ず死ぬ」という赤裸々な事実や現実をそのまま受け入れたとき、そこにある種の深い感動が生まれ、そこから感嘆がわき出てきます。


それが『無常』だといっています。


そして、人生の根本にある真理を「四諦」と説き、『四苦八苦』を背負いつつ、この世は『無常』であるという真実から目を反らさずに、なおかつ希望を持って明るく人間らしく生きていこう!との思想です。


「四諦」という四つの真理です。

その四つとは


「苦しみ」

「苦しみの起こるもと」

「苦しみを減らし、なくすこと」

「苦しみを減らし、なくした状態に導く道」


苦は「知り尽くすべきもの」(遍知)

苦の原因は「滅するべきもの」(滅除)

苦の滅は「実現すべきもの」(成就)

苦の滅を実現する道は「実践すべきもの」(修習)


というものです。


大切なのは真実の生き方とは、苦を背負いつつ生きていく道であるという確信を得ることです。そして、真実の人生を生きようとする人間の努力を妨げているもとになるのは「煩悩」という邪心です。


この煩悩をコントロールして、もっと澄んだ心持ちになっていけば、「苦」の世界を活き活きと人間らしく生きて行けるはず!

と仏道は説いています。



私自身「煩悩」のかたまりですから、偉そうな事を言える立場では無いのですが、 この歳になり、あらためて仏教思想に触れてみると

心に沁みる言葉がたくさんある事に気付きます。


「場」つくりと禅は、私たち各々の「人生場」たる「暮らし場」や「職場」で、何らかの気づきや心の軸となる先人の教えをお伝えしてゆきたいと思います。


「もったいない」を意識したGX経営!

2023-06-09 17:36:00 | 日記


 
DX人材の育成が社会の共通課題として話題になっています。
DX、SX、BX、GX…とさまざまな『●X」が花盛りですが、最終ゴールは『幸福で平和な人類世界』の創造!と私は思います。

デジタル(D)は手段であり、サステナブル(S)は手法であり、バイオ(B)は技術革新であり、グリーン(G)は地球環境回復ともいえます。

それぞれは、人類がwell-beingに生き続けてゆける「地球」を、そして「人間を含む全生物や植物など」生命体を『良い感じ』に持続させてゆく取組でもあるはず。
中でも、地球環境の問題GXは極めて大きなテーマですが、最初の一歩は、ものすごく当たり前の心『もったいない』の意識から始まるものです。

今の世の中、不用品は捨てる文化が根付いています。
「断捨離」も大切ですが、全てスクラップ&ビルドはもったいない!...と考えるのもGXアクティビストには必要な視点です。

「もったいない」の意味は、敢えて言うなら「まだ価値があるのものを、価値の無いものと見なして処分してしまう時の思い」とでも言うのでしょうか。

英語には、日本語の「もったいない」という概念の言葉がありません。
もちろん「無駄」の意味とした「Wasteful 」
はありますが、「もったない」の意味合いとはちょっと違います。‘Mottainai’は世界共通語となるべきでは(英語もMottainaiとしましょう)と思う次第。

「もったいない」は日本人の感性から生まれた意識かもしれません。
webからの情報ですが

-Quote-
「物体(もったい)」とは、元来は仏教用語である。また、「勿体無い」は、もともと「不都合である」、「かたじけない」などの意味で使用されていた。現在では、それらから転じて、一般的に「物の価値を十分に生かしきれておらず無駄になっている」状態やそのような状態にしてしまう行為を、戒める意味で使用される。
-Unquote-

とあります。
そして、物を節約し、倹約してつつましい生活を良い行い とする儒教の教えからくる言葉でもあります。
今の世の中、物が豊かになった反面,心が貧しくなったといわれて います。
「無駄使い」など物を大切にしない人が たくさんいます。「もったいない」とは、「節約 の心」とも言えます。

「環境GX経営」とは、私たち日本人が持っている「もったいない」の意識を今一度見つめ直す活動!  ではないでしょうか。

わくわく事業の創造!

2023-06-07 15:03:00 | 日記
昨日「iYell」代表の窪田社長のお話を聞く機会がありました。

「住宅ローンテック」企業として成長しています。

社員ファーストをモットーにされており、

「Employees Happiness 」✖️「Customers Happiness 」=Enterprise Happiness 

を示現されている若き経営者です。

日本の組織社会が、こうしたカルチャーになってゆくことをHappy Life Design (HLD )Labは推進していきます。


https://iyell.co.jp/company