そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

資源獲得と盟主に動くロシア

2011-10-05 | マスコミ報道

地球温暖化は、世界各国に異常気象をもたらしている。一旦降ると大雨になり、同時に地球上の何処かで干ばつが起きるといった具合である。しかし、確実に温暖化は進行している。その典型が北極海である。

Photo_2北極海は、古くから豊富な地下資源の存在が確認され、世界各国の垂涎の的になっている。その北極海がこの10年で30%以上の氷を失ったのである。アメリカ、カナダ、ノールウェイ、デンマークが利権を巡って動き出してはいる。

しかし、何といっても地理的にも政治体制的にも、圧倒的に有利なのがロシアである。北極海の資源探査と、インフラ整備に巨大な投資を行っている。

ロシアの外貨準備金の、80%は石油と天然ガスのよるものといわれている。この金で経済復興を成し遂げた。何としても、ロシアにはこの地の001 地下資源を獲得しなければならない理由がある。

と、プーチン”首相”が発言している。

更にこの現在”首相”の男は、ユーラシア連合を提唱している。グルジアやウクライナなどと、通貨統合をして、EUに対抗しようとしているのである。ロシアは、東ヨーロッパからアジアまでの、盟主を目論んでいる。

これは明らかに、旧ソビエト連合の復活である。弱体化するアメリカを尻目に、ロシアは経済的にソ連の復活へ歩み出した。旧ソ連の復活は、プーチン独裁によって更に現実的なものとなる。

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