そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

辺野古事業に受注は防衛官僚の天下り先に

2016-01-03 | 辺野古
所詮こんなもんだろうと思っていたが、それにしてもあからさまである。今日の朝日新聞は『辺野古事業、防衛省天下り先が8割が受注、730億円」と報じている。仲井間前知事が埋め立て承認意向であるが、防衛省の発表で8割であるから実体はほぼすべてといって過言ではない。
類は友を呼ぶとか、割れ鍋に綴じ蓋というべきかいうべきかわからないが、結局は自分たち仲間内で国家予算を食い合って、甘い汁を吸うのである。その程度のレベルの事業である。
その程度のレベルというのは、事業者の政治的レベルの低さであり、道義的水準の低さであり、反民主的事業の裏付けにほかならない。しかしながら、いくらレベルの低さを指摘したところで、彼らは権力者である。いかようにも金を捻出する。口を開けて待っている先輩たちがいる。我々の税金を私物のように扱い、彼らに大量につぎ込むのである。2000億円とも3000億円を超えるともいえる、辺野古新基地建設事業費は巨大な軍事施設を構築し環境を破壊するのである。
冗談ではない。日本の税金だけで作られる巨大なアメリカの軍事施設は、それだけでも憲法違反といえるものである。環境破壊にもなる巨大な軍事施設の作成は、防衛省が公表した限りでも、ほとんどが自分たちの天下り事業所でなされることになる。それでもというより、だからこそ辺野古新基地は建設されなければならないと、安倍晋三は言い続けることになるのである。
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