そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

ついに動き出した安保法制、集団的自衛権の発動

2017-05-01 | 集団的自衛権
自衛隊がアメリカ軍の防護、護衛艦(実質的な空母)のいずもがアメリカ艦船に給油するのである。安保法制の実質的に初の具体的行動と言える。日本海には北朝鮮を挑発する、空母カールビンソンが数隻の戦艦を従えている。
米韓防護は給油という太平洋側の非戦闘地という、お試し米艦防護ともいうべき先ずは実績作りというところである。
これでこの国はすっかり戦争が可能な国家になった。この給油した、いずもであるが中国がウクライナから払い下げてもらった空母と、ほとんど同じサイズで同等以上の機能を持っている。このことについては、4年前に書いているが、戦後最大の巨大艦船である。
戦艦名の”いずも”は戦前中、中国侵略に貢献した出雲を彷彿させるのは、対中国を大きく意識したものと言える。共同訓練の後の米韓防護などで、一気に日本の自衛隊がアメリカに従属軍になってしまった感がある。米艦が補給してもらわなければならない状態とは到底思えないが、米国への従属を鮮明にするためのパフォーマンスともいえる、今回の米艦防護である。
アメリカの日本と韓国を巻き込んだ、北朝鮮の挑発は、メディアの協力も相まって成功している。首都圏ではいくつかの鉄道が、ミサイル発射を受けて運行停止までしている。日本国民の多くは北朝鮮の危機対応を強く望んでいる。北朝鮮には挑発と言いながら、米韓の軍事行動は単に演習という偏向報道を誰も批判しない奇妙な現象である。
因みに、集団的自衛権必要性の説明にこの例はなかった。日本は安倍晋三の下で、平和国家を放棄し戦争のできる国へと着々と進んでいいる。
コメント (1)
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