そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

混乱のシリアのアサド大統領国外逃亡か

2024-12-08 | 中東

アラブの嵐が吹き荒れても、隣国イラクのアメリカ侵攻とその後のイスラム国の建国などにも耐え抜いて、親子二代60年に及んだシリアのアサド政権がついに崩壊した。アルジャジーラによると、アサドは国外に逃亡し解放軍が首都ダマスカスを占拠したとのことである。
シリアはウクライナ侵略を続けるロシアの支援低下に加え、政権を支えてきたレバノンのシーア派のヒズボラもイスラエル軍との戦闘で弱体化していた。ヒズボラとイスラエルの停戦協議が終えた11月27日と同時に、反大規模な反攻を開始アレッポになどを制圧していた。その後、ハマ、ホムスを制圧し南下していた。
カタール、サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、イラク、イラン、トルコ、ロシアは、夜早くに共同声明を発表し、危機を「危険な展開」と表現し、政治的解決を求めている。
反政府勢力は、シリアの戦闘員が首都ダマスカスを占領し、バッシャール・アル・アサド大統領が国外に逃亡したと述べている。
これで中東は一層混乱の坩堝に入ってしまったといえる。



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