そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

Go-Toドタキャンは五輪ドタキャンの予行演習か

2020-12-16 | 菅義偉

周辺の誰とも相談することなく、Go-Toトラベル、イートは全国で一斉にキャンセルされた。恩恵の大きさやその逆に被害の甚大さが一方的に垂れ流されるが、こんな時期にしたことこそが間違いであったのでる。
それとは別にしても、決定が独断でしかも閉庁の時間帯である。大臣さえ知らされることがなかった関係官庁は夜間懸命にメールで連絡をしていたとのことである。いかにもガースーの付け焼刃が伺える。
テレビでは一斉に、Go-Toの被害者の声ばかりを垂れ流す。旅行業者は大わらわ、旅館や飲食店は100人単位のキャンセルや損害額を繰り返し報道する。Go-Toで火をつけたから起きたことであるが、そのキャンセルで起きたことはマッチポンプであろうが。やりますやりますと煽っておきながら、かえって被害を大きくしたといえる。
社会状況として新たなことが加わったわけではない。新型コロナの発生状況は日を追って増えてはいたが、予測できたことで新たな要因でもない。勝負の三週間はそのさなかにある。
菅首相にとっての新たな要因が生じたのである。その日のNHKの世論調査が出て、支持率が10%も下落したのである。小心者のガースーは怯えて即刻Go-Toを下げる決断をした。Go-Toは止めたが、人の交流を止めたわけでもない。担当大臣には5人以上の会食を長時間するなと国民に向けて発言させておきながら、その夜には8人で会食している。
国会で指摘されたためか、次の日には4名の会食をして次は3名の会食をしている。菅は5名以下の会食を梯子したのである。こんな中途半端で身勝手な指導者にはもう一つ大きなドタキャンが待っている。
東京オリンピックである。やりますやりますと煽っておいてドタキャンする。被害は倍増する。徒に引き延ばし、ユーじゅー不断が混乱を招くのである。東京オリンピックの開催は相当無理押しである。

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