そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

アベノミクスどころか、アベの政治も破たんして

2016-12-02 | 安倍晋三
アベノミクスの破たんが隠し切れなくなってきた。今年度の税収が1兆円以上減収になることが解った。左の表であるが、僅かづつ伸びていた税収が今年は減収になるのである。この表をよく見ると、安倍晋三が首相になる前の、民主党政権の時の方が税収が伸びていることが解る。民主党政権かはリーマンショックの後であったが、日本はこの頼りない政権下でも経済は順調であったことが解る。
一般国民が消費に使うお金も安倍政権になって、いよいよ悪化していることが解る。因みにこのグラフと全く逆なのが、報道御自由度である。民主党政権下では、11位ほどであったが、安倍政権になって今や70位台である。
アベノミクスと名付けた経済政策は、その提唱者ですら破たんを認めるざまである。聞いたことも見たこともない、マイナスの金利の効果を豪語した、日銀の総裁は任期切れをひたすら待っている。そしてこの税収減である。久しぶりの赤字国債が発行されるが、誰が買うのだろう。国債の評価も下がる事であろう。日本には財政破たんは起きない、いくら借金をしてもかまわないと言っていた連中の声を聞きたいものである。

そして、アベの政治では強行採決のオンパレードである。実行されないことが解っているのに、TPPを強行採決した。私有年齢の幅を広げるとしながらも、内実は高齢者への支払いを最大30%削るような年金法案を強行採決した。もっと驚くべきは、カジノ法をほとんど審議することなく強行採決した。これについては昨日方が、公明党は自主投票という全くいい加減な対策をとった。安倍のポチと化した公明党であるが、代わって維新の会が顔を立ててもらった。このところの強行採決に与党面をしてきた維新の会がニコニコである。
この三連の強行採決は、安倍晋三の末期を象徴する出来事である。どれ一つとして論理的整合性はない。
更に外交は破たんしたままである。プーチンとトランプに裏切られ、糸の切れた凧状態である。トップ会談を繰り返すのは、業績を誇示したいからである。プーチンは北方領土には指一本触らせる気がない。金はよこせ、事業はロシア法の下行うでは何の成果もない。
ドテルテもそうであるがトランプには本音を語ってもらえない。外交には経験と寝業師と呼ばれ、表だけでは取り組めないことがある。相手顔をを立てながら建前を崩さないことが求められるからである。
安倍晋三の政権は、これまでなら当然失脚したであろうことでも支持率を落としていない。蓮舫区化という向きもあるが、自民党が自浄効果がないくなっているということである

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