そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

沖縄の感染者数は異常であり、誰が見ても第二波の中にあるといえる

2020-08-19 | 沖縄問題

沖縄県の今日(19日)の新型コロナの新規感染者数は102名であった。こうした現状に対して、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、衆院厚生労働委員会で沖縄県の感染状況を「ある程度、下火になっている」と述べた。結局政権にすり寄ったら、現状を見ることなく政権の意向に従った発言をするのである。
これに対して、沖縄県の担当者は今日の記者会見で「まだそういう認識ではない。重症化リスクの高い人の割合も段々増えている」と話した。日ごとの新規感染者数の推移をみると一目瞭然である。人口150万人足らずの島国であり、広く海を挟んで分散している。単に東京の10分のⅠの人口というわけにもいかない。
沖縄には日本の75%の米軍基地がありここでクラスターが起きている。沖縄県の不自然な新規感染者数である。上のグラフを見ていただければ、誰が見ても下火になっているは無理な言い回しである。尾身茂は政権に忖度した発言である。尾身茂氏には素晴らしいポスがこの後与えられるであろうが、こうしたことがこの国の硬直を生んでいるのである。
東京医師会会長はすでに第二波の中にあると述べている。加藤厚労大臣は、「2波に定義はない」と沖縄の現状を切って捨てた。駐留米軍のコロナ感染者の動向については、一方的な発表しかない。日本国内での動向やアメリカでのことなど発表があるわけではない。
沖縄の二波の発生状況は異常である。過疎県での発生も奇妙である。旅行者の増加の可能性もあるが、米軍の実態については誰もが口を閉ざしたままである。

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