そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

敵対行為を重ねておきながら信用しろとは虫の良い話である

2023-08-21 | 原発と再生可能エネルギー

福島原発の汚染水の海洋廃棄を、反中や嫌韓の道具に使用している。政府と東電は処理水の海洋放出と言い換える。まるで兵器を防衛装備品と言い替えるのと同様、目的をしっかり持った手口である。
その結果、国民の70%は政府の発表を信じてなんかいない。そればかりか中国には、「安全なら飲用にして処理すればよい。農業用に使ってもいいのでないか。」と言われ全く反論すらできない。期待は中国が行っている原発”処理水”のトリチュウムは人の5倍もあるという、反中国のデマゴギーである。中国の処理水に賛同するものではないが、反中を汚染水投棄に使うなんてお門違いである。韓国や北朝鮮やロシアも同じことである。
そもそも、福島原発の汚染水がそんなに安全ならば、こんなに大量に溜め込むことなどなかったはずである。投棄についても百倍も希釈することなどないはずである。
政府関係者や東電の家族に飲用にしてもらうなり、協力農家に水田にでも使うがいいのである。金で漁業者の頬を叩いても、国民は信用もしていない。
敵基地攻撃能力のためと称してにミサイルをズラッと並べ、経済制裁に奔走する日本を、中国や北朝鮮やロシアなどに信用してもらうのも虫のいい話である。

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